2011年05月29日

日本の技術は信じられる

やっぱり、日本の技術は素晴らしいです。

原発の汚染水をフランスのアレバ社よりも20倍処理できる技術が、
金沢大学で発表されました。
(浄化剤メーカー「クマケン」との合同開発にて)

実用化すれば、1時間に1000tの水を浄化できるといいます。

日本経済新聞 5月29日原発汚染水処理 アレバの20倍



こんなうれしいニュースに隠れて、
水面下では、超党派の大連立が粛々と進められています。


その名も「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」。
今月31日にも発足するという。


議連の顧問には民主党の鳩山由紀夫氏、羽田孜氏、
自民党の森喜朗氏、安倍晋三氏の首相経験者のほか、
谷垣禎一総裁、国民新党の亀井静香代表ら。
たちあがれ日本の平沼赳夫代表が会長に就いた。


地下式原子力発電所・・・・とは地下に原発?
事故の際に容易に地下に封じ込められる利点があるという。
もう本当に要らないです。(涙)


災害対策では党派を超えて手を組むことはできませんでしたが、
地下に原発を作るとなると、超党派で手を組めるのが、今の日本の悲しい現実。
 

朝日新聞社 原発の地下建設推進、議連発足へ 与野党党首ら超党派
日本を守るために、世界と立場を対等にするために、
核がどうしても必要と考えているのかもしれませんが、

福島原発が汚染してしまった世界中の海や日本の国土を、
日本の最先端の技術で、水も土地も空気もクリーンにできる技術をどんどん開発し、
それを武器に、世界と渡り歩いてもらえないかなと考えてしまいます。

震災をターニングポイントにして、よい方向に変わってもらいたいと、
私ももっと変わっていかなければならないと思います。

今の政治・東電・マスコミの情報は、信じることができにくくなっていますが、
日本の技術だけは信じられます。
信じて応援していきたいと思います。

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2011年05月23日

2μSvは、内部被曝20μSvです。by参議院行政監視委員会

先ほど、参議院の行政監視委員会で
「原発事故と行政監視システムの在り方」というテーマで、参考人質疑終わりました。

参考人は、
小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
後藤政志氏(原子炉格納容器設計者)
石橋克彦氏(地震学者)
孫正義氏(ソフトバンク社長, 東日本ソーラーベルト構想)


感想・・・涙が出るほど恐ろしい現実でした。
しかし、率直に今がどれくらいの危機に面しているのかを、
参考人の方々は的確にわかりやすく説明されていて、
本当の事がわかりました。

NHKでの生中継は、衆議院の方を放送されたので、
参議院の参考人質疑は、放送されませんでした。非常に残念。



内容の一部。


地震学者の石橋克彦氏。
「浜岡原発について、2,3年かけて津波対策を考えて大丈夫、
っていうのは地震学者としては賛成できない。
浜岡ってのは地雷原の上でカーニバルをやっているようなもの。
直下で地震が起きたら、津波が来るまでもなく、それだけで悲惨な状態に」

⇒ 一時停止でなく無期限停止にすべきですね。


地震学者の石橋克彦氏。
「JCO臨界事故のときは原子力安全委員が少数だが現場に飛び込んで、まだ活躍した。
それが01年の中央省庁再編によって、原子力安全委員会はまったくキバを抜かれた。
原子力推進と原子力規制とが経財産業省にすべて吸収されてしまった。
原子力安全委員会の影が薄くなった」

⇒ 原子力安全委員会の危機対応の低さの原因の一つは、このような状況だったわけです。



地震学者の石橋克彦氏。
「これまでマスコミは、今回の事故でもだが、
何かあってもまず先に海外の専門家に対策やコメントを求めてきた。
日本に、たとえば小出先生はじめ、見識も熱意も高い専門家がいるにもかかわらず、
無視してきた。反原発の科学者を、軽視してきた」

⇒ マスコミ情報が原発推進に偏っている事をしっかりご指摘下さいました。


ソフトバンク社長 孫正義氏
「代替エネルギー風力発電の環境アセスメントの最終審査権限が原子力委員会が握っている。
なぜ最終審査の権限を原子力委員会が持っているのか?
代替エネルギーの利用をさせないようさせないような力が働いているとしか・・・」

⇒ これまで、代替エネルギーが発達しなかった原因は、原子力委員会だったというワケです。



京都大学原子炉実験助教授 小出裕章氏
「日本の放射線管理区域のきまりに従えば、
福島県全体を無人地帯にしないといけないということに追い込まれるが、それはできないだろう。
福島の人達を被曝から守りたい。だが、それをやると人々からふるさとを奪うことになってしまう。
それをどうすればよいのか」

⇒ 無人地帯・・・・福島県に住んでいる私には、キツイ言葉です。


京都大学原子炉実験助教授 小出裕章氏
「3/15、東京で1時間あたり20μSvの内部被曝だった。
外部被曝は2μSv。内部被曝は10倍と計算されるため」


!ここでちょっと解説!
放射線のα線・β線・γ線のうち、
政府が発表しているのは、外部被曝に関係するγ線のみ。
ガイガーカウンターによっては、α線・β線・γ線のすべてを計測できるため、
発表されている値よりだいたい2倍になることが多い。
我が家のガイガーカウンターもα線・β線・γ線を計測しています。
そして、内部被曝を計算する際には、α線・β線・γ線すべてを計測した値の10倍をカウントする。


このようなやり取りの中、孫正義氏
「なぜそれ(内部被曝に関係するα線・β線・γ線の放射線量)を公表しないのか?
(外部被曝にかかわるγ線だけを公表するのは)意図はあるのか?
内部被曝のほうが影響が深刻なのに。」

⇒ ごもっともな意見です。


我が家の0.3μSv毎時の時は、内部被曝は3μSv毎時となるわけです。
これを一人で聞いて、恐ろしくて喉がカラカラになりました。

外部被曝よりも内部被曝の方が危険なのに、
この後に及んでまだ隠し続けている政府は、国民のための政府なのか、
あらためて疑問に思います。

3月15日の東京で1時間あたりの内部被曝が20μSvならば、
ココ郡山では一体どのくらいの数値だったのでしょう・・・・?

暑いですが、まだまだマスク生活は続けます!!!


こういったことが、ネットで見られてよかったと思う反面、
ネットがみられない人は、どんどん情報弱者となってしまうと強く感じています。


見逃してしまった方は、こちらから↓ 動画で見れます。かなり長いですが・・・・
5.23 参議院 行政監視委員会「原発事故と行政監視システムの在り方
posted by kitten at 20:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 福島原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

最近の放射線量は・・・

新聞の言葉を使わせて頂きますと、
「減少かほぼ横ばい」です。

なかなか下がってくれません。

武田邦彦先生の講演会を聞いて、
最近は床の水拭き掃除からすこし進化させて、
天井・壁まで水拭きをしてみました。

ほんの少しだけ室内の放射線量は減少しました。
効果があったのかどうかは微妙ですが・・・(汗)

自宅内(鉄骨造2階建の2階) 0.23~0.27 マイクロシーベルト/時間

私のお掃除の仕方は、雑巾を使わず、使い捨ての水拭きシート。
クイックルワイパーにこの水拭きシートをセットして、
天井から壁までスイスイ!
最後に床を磨いて終わりです。

背の低い私でも、脚立なしで簡単にできます。

原発のお陰で、毎日おうちがどんどん綺麗になってくれます。
(限りなくプラス思考なkittenです)


先日の新聞で、そろそろ健康調査が始まると、読みました。
福島医大を中心に継続的な長期健康調査となることでしょう。

世界初!低レベル放射線が人体や環境に与える影響を調べるために、
私達福島県人の身体で(まさしく人体実験のよう?)調査が行われようとしています。

関係者様にとって、世界的に見ても、
ある意味でこんな調査に恵まれた環境はなかったと思いますので、
しっかりと継続的に調査をして頂き、そして正確に公表・発表ココが大事!)してもらいたいです。
もう誰もこのような思いをしないですむ世の中になることを・・・・願います。


さて、明日5月23日(月)13時〜 参議院の行政監視委員会で
「原発事故と行政監視システムの在り方」というテーマで、
参考人質疑が行われます。

参考人は、
小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
後藤政志氏(原子炉格納容器設計者)
石橋克彦氏(地震学者)
孫正義氏(ソフトバンク社長, 東日本ソーラーベルト構想)

本当に豪華な顔ぶれです。


参議院インターネット審議中継は↓のURLです。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

インターネットを使える人は、中継を見れるようですが、
やはりテレビでしか情報が得られない人はたくさんいらっしゃると思います。
要望多数なら中継されるとのことを知り、
緊張しましたがNHKに直接電話をかけました。

NHK 0570-066-066

どうか全国に生中継されますように・・・・☆
posted by kitten at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

原発を全廃したデンマークに学ぶ自然エネルギー

先日テレビ「バンキシャ」で放送されていました、北欧アイスランドの地熱発電。
火山国日本で、地熱エネルギーが世界第三位の保有国とも言われる日本で、
なぜ地熱発電を行わないのか、地熱発電所の方が首を傾げていました。

このアイスランドの地熱発電は、全EUの使用電力の半分、
日本の使用電力の2倍をも供給する発電力を保有しているとか。

そして先日、デンマークにお住まいの恵さんのブログ Lille Duの中の記事「Hope希望2」で、
デンマークは、大変自然エネルギーが進んでいる国だと言う事を初めて知りました。
原発を全廃して自然エネルギー最先端国に進んだ経緯を、
詳しくわかりやすく記事にされていて、
何度も何度も、何日もかけて読み返しました。


今日はそのブログのご紹介です。

今こそ、日本が目を向けるべきなのは、自然エネルギー先進国である、
デンマークやアイスランドなのでは?と感じています。


恵さんのブログにもありましたように、

>ただ原発反対!と、代替案・理論的な理由なしに、現実を見ないで訴えるのも意味がありません。

本当に、その通りだと思います。
もっともっと勉強しなければいけません。



一部抜粋させて頂きます。

******以下そのまま転記*********

デンマークの自然エネルギー政策の成功を支えたものをまとめると、下記のとおりです。

・初期投資が高額であっても、安全なエネルギーという大きな対価を得るために辞さなかったこと。

・自然エネルギーへの投資・運用費用は、効率的で使途が透明な税金、
 国家の全面的支援により可能だったこと。

・政策・税制・法律の整備により、電力会社にとっても、エネルギー会社にとっても、
 消費者にとっても、自然エネルギーの利用をすると利益が出やすいようにしたこと。
 (税率の優遇、電力・エネルギー会社の義務を法制化など)

・国中が送電網(national grid)でつながれ、
 自然エネルギーによる電力の安定供給・売買が可能であること。

・送電網(national grid)が公のものであるため
 国民の選択・意思がエネルギーの選択に反映されること。

・国民の払う電気料金の50%以上が税金であり、その税金から、
 送電網の管理・自然エネルギー推進を賄うと同時に、法人については税金を免除し、
 経済的影響を考慮していること。

・エネルギー・電力会社にCO2削減目標を国が設定。
 エネルギー・電力会社は、法人の顧客が効率的に節電できるよう、コンサルタントを提供。
 よって、1ワットあたりのGDPがEUで最も高いなど、効率的なエネルギーの使い方がよく考えられ、
 実施されていること。

・電力会社について、 インフラという重要性を鑑みながらも、
 健全な自由競争にすることで独占形態の弊害を阻止し、国民は電力会社の選択ができること。
 また、個々の電力会社が利益優先に走らないよう、
 一定の管理・ 法規制のもとに国がおいていること。

・新しい技術、体制づくりにオープンで柔軟な国民性。

・腐敗のない政治・企業。
 (政治家になるのにお金がいらない。選挙運動は無料で行うことができる。)

・人権の尊重・デモクラシーが機能していること。
 国家が国民の代表であり、情報の統制が全くないこと。

********転記終わり********


「情報の統制が全くないこと・・・・」の一文は、
今、まさしく情報鎖国状態の私達には、切なく心が痛い言葉ですが、
送電網を公にして、国民の選択・意思がエネルギーの選択に反映される世の中は、
夢でないような気がします。

何年かかるかわかりませんが、
原発が収まり、空気も水も土地も綺麗に安全になる頃には、
新しい、希望の未来が描ける方向性へ進んでいけるように、
今から自然エネルギーに向かって少しずつでも歩みだすためにも、
勉強するのみですね。

世界から見れば、私達日本人は、地球を汚してしまった地球人の一人。
今度は綺麗な地球になるように努力をしていきたいと思います。


ぜひ読んでみてください。素晴らしい内容だと思いました。

恵さんのブログ Lille Du Hope希望2            Hope希望

このブログの最後に、
デンマークでは、晴れの日も雨の日も雪の日も外でお昼寝をする育児に関して、
書かれいらっしゃいました。
心豊かに、自然に逆らわず、自然を感じ、自然と共に子供を育てる環境が素敵です。

毎日暑い中マスクをつけて登校し、外での授業もなし、外遊びも禁止の、
今のふくしまの子供達を思うと、涙が自然と出てきました。
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2011年05月18日

NHK「放射能汚染地図」 再放送決定!

先日のNHK教育テレビで放送されたETV特集。

「ネットワークでつくる放射能汚染地図」
〜福島原発事故から2か月〜


福島県浪江町自宅から赤宇木集会所に避難した方たち。
避難したその集会所の放射線量は、建物内で20マイクロシーベルト毎時。
外は80マイクロシーベルト毎時・・・。

この方たちを危険から救ったのは、
政府でも行政でもなく、この番組の取材班でした。

人命救助よりも風評被害を先に考えるなんて事、本当にあってよいのでしょうか?
テレビしか情報源のない人たちが弱い立場にいることを痛感させられた一面です。

また、子供の年間被曝限度量20ミリシーベルト問題も取り上げられていました。

福島の今の現状を放送してくれて、
福島県民として感謝しています。

大変濃い内容でしたので、ぜひ多くの人に見てもらいたいと、
福島の今を知ってもらいたいと思いました。


私にできる事を考え、
放送翌日、3.11をキッカケにはじめたtwitterにつぶやいたり、
NHKへ綜合テレビでの再放送のお願いをメールしてみたりしてました。
(テレビ番組に感想を送ったのは実は初めての経験)
すぐに再放送を検討中との返信メールがNHKより届きました。


そして、再放送が決まったようです。

5月20日(金)総合 午前1時30分(木曜深夜)
5月28日(土)教育 午後3時

放送後、こんなに短期間に2回の再放送がされることは珍しいとのこと。
それだけ、反響が大きかったのだと思います。

見逃してしまった方は、ぜひご覧頂けたらと思います。
posted by kitten at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月13日

クイクセルバッジ(被曝量測定装置)

おはようございます。
毎日ガイガーカウンターにて放射線量を測っておりますが、
先日からほとんど変わりません。
早く下がってもらいたいと願うことしかできないのが、もどかしいです。
自宅内においては、数時間測った累積放射線量を時間で割って算出しています。

自宅内(鉄骨造2階建の2階) 0.27 マイクロシーベルト/時間

自宅 ベランダ(2階)    0.55 マイクロシーベルト/時間

自宅 駐車場 地表面    3.0  マイクロシーベルト/時間


写真は、ベランダにて。

g 0,78.JPG

放射線量というのは、突然上がったり下がったりするもののようで、
郡山駅付近を歩いていた際に、
10マイクロシーベルト/時間以上での異常の警告アラームが鳴りました。
ホント、恐ろしいです。


さて、知り合いから、クイクセルバッジ(ルクセルバッジ)という
個人に対して放射線による被ばく量を測定する携帯装置があると聞きました。

放射線診療・治療を行う医師や診療放射線技師など、
医療機関で個人ごとの被ばく線量の測定が法令で義務づけられている方がつけているそうです。

実物を見せてもらったのですが、とても小さく、バッジですから簡単に取り付けられます。
個人の名前も明記されていますし、
1ヵ月ごとの積算量がデータでしっかり管理されているとのこと。
しかも、今の段階で測定すれば、今までの累積被ばく積算値も計算できるかもと、
おっしゃっていました。

それならば、学校に通う子供たちに、
このクイクセルバッジ(ルクセルバッチ)をつけたらよいのではないでしょうか?

この先は、素人考えです。

学校の校庭の放射線量を測り累積被ばく量を計算され「安全」とされても、
不安は消えないと思います。
登校中に局所的に線量の高い場所を通ってくる子供たちもいるかもしれません。

国が今のままで安全と言うならば、避難をしなくても大丈夫だと言うのならば、
こういったものをふくしまの子供達全員に持たせて頂きたい。
せめて、線量の高い福島市や郡山市などの子供達に・・・・。
学校毎、登校班毎にも・・・・

個人個人の正確な累積被ばく量データにより、
国の対応も学校の対応も適切な形で行われていくのではないでしょうか?

国が義務づけている医療機関でのデータであれば、
正確性にも信頼できますし、将来何か問題が起きた場合(何かあっては遅いのですが)、
訴訟や賠償にも証拠として使えるのではないか?と思うのです。

この先、5年後、10年後、「因果関係なし」と言われることだけは避けたい事だと思います。


最後に、新聞やテレビでは、正確な情報が入りづらい状況ですが、
こういった番組もあることに少しホッとしました。
16分程度ですので、まだ見ていない方は、ぜひご覧下さい。
2011.5.10 フジTV・とくダネ 福島の子供たち 20ミリシーベルト問題
避難をさせないために、安全基準が引き上げられている事実がよく判ります。


私達夫婦には子供はいませんので、
直接的にお子さんのお持ちの方と繋がる機会は少ないかと思いますが、

震災以降、外出時にはマスクをできる限りしております。
内部被ばくを避けるためという思いもありますが、

暑い中、頑張ってマスクをつけている子供達の応援に少しでもなれれば、
自分達が「過剰反応」と思われてもよいと思っています。

こんな事ぐらいしかできず微力ですが、ふくしまの子供達を守りたいと思っています。
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2011年05月09日

無関心が引き起こした原発事故

原発に関して勉強をしています。

◆以前にNHKスペシャルで放送された「原発解体」を見ました。

後の解体を考えずに見切り発車した原発。
いざ廃炉・解体する時には、設計図面さえも見つけられない管理体制。
あきれるほどのずさんさに言葉を失います。

ふと原子炉内外での放射線量計の数値に目を止めると、我が家の数値の方が高い・・・
危機迫る今、この番組は原発に対する理解がより深まるようです。

民放放送では、スポンサーの関係で放送できないしがらみがあると思いますが、
私たち国民が受信料を払って、国民のための放送であるのならば、
NHKさんには、放送に携わる者の誇りをもって頂き、
今こそ、原子力関係のドキュメント番組を再放送してもらいたいと思います。


※ブログ読者様よりのご指摘により、上記内容を一部削除いたしました。
お読み頂き、適切なご意見もありがとうございます。2011.05.18



◆原発で20年間実際に働かれていて、1997年に白血病でお亡くなりになった
平井憲夫さんの手記「原発がどんなものか知ってほしい」を読みました。

東京電力福島第一原発の老朽化、耐用年数を過ぎ、廃炉も解体もできずに、
くたびれてヨタヨタになってもまだ動かし続ける事の危険性を、
1996年には訴えられていらっしゃいました。

原発における「安全」は机上の話であり、
素人の定期点検工事、名ばかりの検査、いい加減な耐震設計など、
原発の問題点を、実際に施工した側から書いた手記です。
読めば読むほど、この福島原発事故は、安全性をなおざりにしてきた人災ではないかと感じます。

そして、放射能だらけの原発を廃炉・解体をもすることができず、
ただ閉鎖をして放射能が出なくなるまでにかかるとされる期間は、50年とも300年とも。
それを監視し、管理するのは、今を生きている私たちではなく、
未来の子供たち、そのまた未来の子供たちであるという事を、
しっかり考えていかなければいけないと思います。



◆5月8日午後にも、福島第一原発から高濃度の放射性物質の放出があると発表されました。
すると、東京電力福島第一原発を映したライブカメラが見れなくなってしまいました。
安定している時には、問題なく見ることができるのに、いざ見たい時に見れないというのは、
第一原発事故後の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI) に似ています。



◆新聞やテレビで発表される関東圏での放射線量数値は、地上20メートルでの測定と聞きました。
ここ郡山市の観測データも震災直後は合同庁舎3階で測っていましたが、
1階の計測値と大きな違いがあり、今では、地上に近い1階の計測値を発表しています。
地上20メートルの空気を一体どんな背の高い方が吸うのでしょう。



田中優氏の講演会を聞き、
「原子力がないと電力がまかなえない」
「原発で作る電気は安い」
という今までにずっと刷り込まれてきた嘘も知りました。

どうして、日本の電気料金が海外よりも高いのかも知りました。

経済産業省や電力会社が既得権益を守るために癒着をしている事実と、
背後にある膨大なお金が見え隠れしていて、
テレビや新聞では正確な情報が得られにくいこともわかりました。

自然エネルギーに必要不可欠な蓄電池や電気自動車などは、
世界に誇れるほど日本の技術は優れていて、
原子力エネルギーよりも、安全安心な自然エネルギーの方が雇用をうむことを知りました。


◆福島県で起こっていること。
原発事故の影響で摂取制限が出されたために、
30年以上無農薬でがんばってこられたキャベツ農家の方の自殺
計画的避難区域に設定されたため、家族に迷惑をかけないためにと、102歳の男性の自殺。
原発事故がなければ、失う事のない尊い命です。

原発の安全神話が崩壊した今、何を信じたらよいのかわからずにいます。

乳幼児を抱え、郡山を離れる事ができずに、不安とストレスで毎日泣いている友達。
学校に通う子供達を日々の被曝から守るため、活動を続ける友達。
原発10`圏内を命をかけて様々な活動をされている方、それを支える家族。

福島原発の電気を使っていないのに、電気の恩恵を受けてないのに、
(福島原発の電気はすべて東京電力圏内に送られます)
環境被害だけでなく風評被害も受けている福島県人の辛さは計り知れません。

それでも見えない敵にストレスを感じながらも、普通の生活をがんばって生きています。
洗濯物も外に干せず、窓も開けられず、換気もできない方も多くいるはずです。

こうしている間にも、フレッシュな放射能が降り注いでおり、被曝し続けています。

早くて5年〜10年後には放射能の影響を受けるかもしれない。でも、受けないかもしれない。
これから先、何十年と続くともわからない、
放射能汚染の現実に向き合っていかなければならない今後の生活があります。
本当に本当に深刻な状態です。


◆以前に、「六ヶ所村ラプソティー」という映画について記事にしたことがあります。
六ヶ所村ラプソディー
六ヶ所村ラプソディーの感想
全国の原子力発電所で電気を作る際にでる核のゴミ、行き場のない大量の使用済核燃料を
再処理する施設、六ヶ所村再処理施設をめぐってのドキュメンタリー映画です。

あのとき、原子力については疑問を持ちましたが、
このブログで記事を取り上げるところまでしか行動できませんでした。

「六ヶ所村では、中立というのは、なにも行動を起さないというのは、賛成になる。
再処理工場に関しては、賛成か反対しかない」と言っていました。
その言葉が、今また思い出されます。

あの時、もっともっと行動していれば、
六ヶ所村再処理施設が本格稼動するのを止めることができたのならば、
福島原発からの使用済核燃料を処理することができずにいたのならば、
もしかしたら老朽化した福島原発が停止していたかもしれない・・・・。

今回のこの人災事故を免れたのかもしれない。

そんなことが頭をよぎっています。


今のこの状況は、人間が作ってきたものの他ありません。
自分達が必要以上の欲を求めた結果なのだと思います。

それをしっかり受け止めて、今これからどういった行動をすべきなのかを
真剣に考えなくてはならないと思います。

全ての事柄に原因があり、結果として今、表れています。

電力会社が悪い、政府が悪いのではなく、
原子力に対して無関心でいた自分が引き起こした人災事故だと改めて思い知らされます。

何年かかるかわかりませんが原発が終息した時には、
明るい将来が見えるような方向性へ今から少しずつでも歩みはじめたいと思います。

まずは、地域独占型の電力業界を再編して、
新しい発電技術産業の参入をどんどん認めて頂き、
電気の自由化を進めてもらいたいです。

個人的には、スマートグリットの街について興味があります。
次世代環境エネルギーの勉強、していきたいと思います。
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2011年05月07日

一日累積放射線量

こんにちは。

昨夜の管直人首相の「浜岡原発全面停止」を要請したというニュース。
支持します!!!!!

目に見えない恐怖に怯える生活、
不安とストレスを感じながらも生活していかなければならない状況、
自分達だけで充分です。
もうだれもこのような思いをすることがない世の中を望みます。

このまま停止の方向へ向かうことを強く強く願います。
久しぶりに、少しだけ、ほんの少しだけ、明るいニュースでした。



さて、昨日は丸1日の累積放射線量を測ってみました。
車で移動の多い旦那様に持って行ってもらいました。

5月6日(朝8時半〜翌朝8時半)累積放射線量 13.0マイクロシーベルト/日

g0.27.JPG


この24時間の内訳は、

朝9時〜夜9時の12時間は車の中。(福島県内を廻っています)
帰宅した時には、累積放射線量は約10マイクロシーベルトでしたので、
10マイクロシーベルト÷12時間=0.833333マイクロシーベルト/時間。

残りの12時間は自宅内。
3マイクロシーベルト÷12時間=0.25マイクロシーベルト/時間


日により数値の上下もあると思いますので、しばらく計測を続けていきます。
posted by kitten at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする