2013年10月30日

可睡斎

おはようございます。

先週末26・27日は、静岡県袋井市にあります『可睡斎』の宿坊にて
1泊2日のヨーガの研修を受けてまいりました。
[主催:日本ヨーガ禅道友会教師会]

曹洞宗の専門僧堂「禅の寺」として東海屈指の古刹です。

重要な文化財が多く、
面白いのが、大東司(お手洗い)。
昭和12年に建築された日本一のトイレです。
烏蒭紗摩明王(健康を守るトイレの神様)が祀られています。

そして、ヨーガの研修を受けたお部屋は、瑞龍閣。
こちらも昭和12年に建築された総檜作りの建物。
20131026-01kasuisai.JPG  20131026-02kasuisai.JPG
   

安土桃山時代の書院造り風で、言葉にできないくらいの素晴らしさ。
建築好きには、たまりません(^^)


このような素晴らしいお部屋で受けた今回のヨーガの実技研修では、
月の礼拝「チャンドラ・ナマスカーラ・アーサナ」
じっくり丁寧に教えて頂きました。

チャンドラとは、「月」。
ナマスカーラとは、「礼拝」です。

月のエネルギーを感じながら、
月に癒されている・浄められているイメージを持ちながら、
静寂な月に感謝をして礼拝していくと、
瞑想と祈りの時間と重なるようです。

ヨーガは、本当に心身共に充実した時間を頂けます。


そして、こちらの可睡斎のお寺のお食事は、
魚肉類を一切使わず、野菜・野草・海藻を主に調理したヘルシー精進料理。
食材にも、命が宿っているという考え方から、
最小限の命を最大限に生かす工夫を、そして美味しさも追及されています。

お食事の前には、
「五観の偈」を唱えます。

■ひとつには、功の多少を計り、彼の来所を量る。
(この食べ物が食膳に運ばれてくるまでには、幾多の人の手と神のご加護によるものと感謝)

■ふたつには、己が得行の、全闕を忖って供に応ず。
(今の自分の得行は、このような食べ物を頂くに値するかを省みて、過分に思って戴きます)

■みつには、心を防ぎ過を離るる事は、貪等を宗とす。
(この食べ物にむかって貪る心・厭う心を起こしません)

■よつには、正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんが為なり。
(この食べ物は、命を宿す良薬と心得て戴きます)

■いつつには、成道の為の故に、今此の食を受く。
(この食べ物は、道業を成すために、戴くことを誓います)

食べ物を戴ける事、食材の命を戴く事に心から感謝をしたいと思います。


宿泊した次の日は、
朝5時から2時間かけて、座禅と勤行にも参加させて頂きました。

その際、東日本大震災についての御祈祷の他に、
「福島第一原発の収束」という言葉を使われていて、心に響きました。

今まで沢山のお寺で様々な勤行を受けてまいりましたが、
原発の収束を御祈祷の中で使われていたのは初めて。

福島県人として有り難く、慈愛のエネルギーで本当に心が温かくなるのがわかりました。

福島から遠い静岡県で、毎朝このようにお祈りをして下さっている事を知り、
平安を祈る人のエネルギーで、成り立つ世の中であるととつくづく感じました。

やはり、日本って素晴らしい。日本人って素敵ですね。

台風も影響なく、晴天の空の下、
心身ともに清らかな浄化された時間を頂いてきました。




可睡斎
〒437-0061 静岡県袋井市久能2915-1
電話番号 0538-42-2121(代)

ラベル:可睡斎 精進料理
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2011年10月16日

2011 ヨーガ禅夏季特別研修会に参加して

こんにちは。
最近は、原発事故の事ばかりの記事でしたので、
2ヶ月以上前になりますが、夏に参加してきましたヨーガの研修会についての感想を・・・。
といっても、結局は原発の事になってしまいました。

震災後、水もない、食べ物もない、ガソリンもない、
そして東京電力福島第一原発事故、放射能汚染・・・
「今、私はどのように考え、どう生きたらよいのか。」
ヨーガをしながら問いかける毎日を過ごしていた7月下旬、夏季特別研修会の参加でした。

今年で5年連続、5回目の参加です。
今回の夏季特別研修会は、生活も考え方も大きく変わった中の参加でした。

このような状況下にありながら、参加できた奇跡に、ただただ感謝、感謝です。

早速研修内容は・・・

行法実習プログラム@
「アンチ・アンチエイジング」と題した成川弘子先生。
まさしく、題名そのまま、毎年美しくなられている成川先生からオーラを沢山頂いてきました。

アルダ・パドマ・パシチマターナ・アーサナ(半蓮華座で背面を伸ばす体位)
ヴリクシャ・アーサナ(木の体位)〜アルダ・パドマ・ウッターナ・アーサナ(半蓮華座で前屈する体位)
 〜パーダーングシュタ・アーサナ(足先に体重をかける体位)
ヨーガ・ムドラー(屈む体位)
ウルドヴァ・ムカ・ダヌル・アーサナ(仰向けの弓の体位)など


行法実習プログラムA
しらかしゆうこ先生のバラド・ヴァージャ・アーサナ(より糸のねじり)は、
身体のバランス・ゆがみを意識することができ、自宅でもよく復習をしています。

また、ササンガ・アーサナ(うさぎの体位)は、
頭のサハスラーラ・チャクラ(7番めのチャクラです)を刺激すると共に、
頭蓋骨のゆがみを治し、顔のゆがみも治すといわれました。
つまり、顔の形が整い、美人さんになる体位です。(笑)
行法実習の後、頭がすっきりと、目がすっきりとするのを身をもって実感しました。

※チャクラとは、人間の身体の中にある精神エネルギーのセンターを指します。
チャクラは7個あり、そこにプラーナ(気)が通じると、
人間にもともと潜在する資質が開発され、
動物に近い本能が弱まり、だんだん神に近い、
人間として一番高い資質が表れてくるといわれています。
神秘の世界です。

行法実習プログラムBでは、松本征男先生のレッスンへ参加しました。
私は、松本先生に教えていただくのは初めてでした。
驚くほど穏やかで、本当に穏やかで、優しい先生で、説明はわかりやすく、明瞭解析。
内容は、
マユーラ・アーサナ(孔雀の体位)
ヴァーターヤナ・アーサナ(馬の体位)
ゴーラクシャ・アーサナ(牛飼いの体位)
と大変難しいアーサナではありましたが、どれも興味深く集中して行うことができ、
あっという間の時間でした。


ココからは、ヨーガの根本にある理論のお話。

高野山傅燈大阿闍梨 種智院大学名誉教授 山崎泰廣先生のご講演
「密教・阿字観瞑想とヨーガ」では、
3.11東日本大震災についても触れて下さり、
「苦難・悩みは生きる材料」とおっしゃられた言葉が心に残りました。
原発事故の収束のみえない福島には、「生きる材料」が山ほどあるように感じます。


理論研修「ヨーガ禅に学ぶ」の八田捷也先生の講義の中で、
「『私達はどのように生きていったらよいか』ということが人生にとっての『テーマ』なのです。」
とおっしゃられて、私が今考えている内容、そのものズバリでございました。

このようなテーマは普通は考えないもので、
行き詰った時に考えるようになるそうです。

人生の目的とは、人生とは一体なんだろう?

自分自身は一体何者か?

人間とは何だろう?

一体自分は、どこからきてどういう存在なのか?

死んでおわりなのだろうか?

静寂に信念をもって、自分の生きる目標として、
自分の人生観として保つ事は、そう単純ではありません。

人生にとってもっとも大切な教えを、明瞭にしてくれる、
それがヨーガ禅の持つ教えと繋がっているはずです、こんな内容でした。

「ヨーガは心の奥底を調える」という禅話のお話もありました。

私達は身体が大切なのですが、身体も心も一心同体なのです。
心身一如という言葉があります。

身体の調子が良ければ心もいつの間にか調子が良くなり、
身体が不調ならば、心も不調になる。

心も健全だったら、身体にもよい影響をもたらしてくれるのですが、
心の方から調えていくのは、心が見えないだけに難しいのです。

心の奥底は、葛藤して種種雑多に交じり合い、
そういう状態が通常の私達の心の状態なのですが、
それをどうしたらよいかと言うと、

その心を調えていくためにはまずは身体を調えるのが最善だと話されました。


・・・・ヨーガを毎日行い、ヨーガの理論を学ぶことによって、
救われている毎日であることを日々実感しています。



3日間の研修会では、
全国各地からご参加されました皆様から温かいお言葉、励ましのお言葉を本当に沢山頂きました。

安心して空気を吸いながら、ヨーガに身体と心を委ねることができたあの3日間は、
穏やかで慈悲に満ち溢れた時間であり、幸せな空間だったと感じています。
心からお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

井上信男先生が
「福島の人はもう充分がんばっている。福島県の人は、元気に過ごしてくれるだけでいい。
あとは我々が動くから。」とおっしゃって下さいました。
私は、その場で涙が溢れました。

本多明朗先生からは、放射能を排泄する方法としての食事療法、自然療法、様々な資料を、
研修会後にも何度も送って下さいました。

福島から遠く離れた高知県の方々には、福島の状況を親身になって聞いて下さり、
心配して下さり、福島には入ってこない情報なども教えて頂き、感謝の思いでいっぱいです。

もし自分達が逆の立場だったら、果たして同じ事をできただろうかと、
福島から参加した仲間3人と話しています。

相手の立場になって考えられる事の素晴らしさ、ご参加された皆様の心の清さ美しさを感じました。
私にとっては、そういった人の温かさを改めて教えてくれた震災でもあります。

ただ、この震災を一つの自然災害としてはいけないとの思いが強くあります。
全体のサットサンガでは、最後に少しだけ福島の現状をお話させていただく時間を頂戴し、
今感じている事をお話しました。

言いたい事は山ほどあったのですが、ありすぎて言葉に詰まり、
上手く話せなかったような気がしています。

なので、ここで少しまとめてみました。

震災による原発事故について勉強をしていく中で、原発事故に関しては、
世の中について無関心でいた自分達が、私欲のために起こした「人災事故である」と感じています。

地震大国の日本に原発がある限り、
このような事故は「起こるべきして起きた事故である」と感じています。

原発の事故は、美しい緑、大好きな自然を汚染し、
美味しい野菜、果物、農水産物などの一次産業を打撃するだけでなく、
安全に空気を吸って生きる日常さえも奪ってしまいます。


ある子は
「避難したいけれども、親が仕事の関係で福島を離れられないから、親に避難したい事を言えない」
と悩んでいます。

逆に「家族と一緒に過ごしたいから、死んでもいいから覚悟して福島に残る」という子供もいます。

小さな子供がこのような悩み、覚悟を持って生きているのです。
普通に暮らすということが、どんなにか幸せで有り難いことなのかを思い知らされます。

安全と言う人、危険だと言う人、どの情報を信じるかで、県民の意識の差が大きくなっています。
何が正しいのか真実は誰も分かりません。
その結果がでるのは、10年20年30年という月日がかかるだろうと思います。

その考え方の違いに、悩み苦しんでいる人は多く、
学校、職場、地域コミュニティ、親戚、家族までも引き裂いています。

将来何十年にもわたる不安を抱えながら、福島に残る人、
母子だけ避難させて二重生活を送る人、
家族の理解を得られずに離婚をして福島を離れる人もいます。

私たちのような生活、このような辛い思いは自分達だけで充分です。
もう誰にも経験してほしくありません。

第二の原発事故は、決して起こしてはいけないと思います。

そのためにも、世の中に無関心でいることをやめ、もう一度原点に戻って、
自然によって生かされているということを深く考えていきたいと思います。

自分達の私欲で作った負の遺産を、
何も知らない子供やその孫達へ残すことはしてはいけない事だと強く感じています。



大変難しい事ではありますが、
目の前に起きている出来事は「生きる材料」として全てを受け入れるように努力しようと思います。

そして、溢れる情報を取捨選択できる賢い知識を身につけ、
ヨーガによって抵抗力・免疫力を高めて身を守り、
心穏やかな生活、正しい食生活、
まさしく佐保田先生の説かれた『ヨーガ的な生活』を送ることこそ、
この危機を乗り越える鍵なのではないかと考える今日この頃です。

安心して暮らせる日が来る事を祈って、
ヨーガと共に、覚悟を決めて生きて行きたいと思います。
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2010年12月31日

ヨーガ禅夏季特別研修会2010  特別講演

最近では珍しく、2日続けての更新です。
なんとか今年中に夏季研修会のまとめを行いたかったもので・・・

特別講演「『バガヴァット・ギーター』に学ぶ死生観」
スワミ・マヘーシャーナンダ師

カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所の科学的研究部門(SRD:Scientific Research Department)
の代表者(director)であり、カイヴァリヤダーマ・アシュラムの精神的指導者でもあります。

ヨーロッパや南米諸国を訪れ、ヨーガとインド思想の普及活動をされていらっしゃいます。
1999年の第34回ヨーガ禅夏季特別研修会にも
特別講演「『クリヤ・ヨーガ』について」を講演されていらっしゃいます。


さて、『バガヴァット・ギーター』とは・・・。
まず、バガヴァットの訳は「幸福・福徳を持つ者」
ヒンドゥー教では「神」という意味で使います。
ギーターの訳は、「歌」
つまり、『バガヴァット・ギーター』を直訳すると『神の歌』です。

またヒンドゥー教の一派であるバーガヴァタ派の名前に由来していることから、
バーガヴァタ派の聖典でもあります。

********

生も死も経験です。

死とは、結果です。
生があるから死がある。

死とは結果であり、
生という原因があるから死がある。

生は、私があるから生まれてきたのである。
死ぬということも私があるから死ぬのである。

死ぬということは、恐れを生じさせるもの。
死への恐れがある人は、
どうやって死ぬのかわからないけれど、どうやって生きるかもわからない。

そのための情報が必要になってきます。

前もって知りたいということは、安全を確保したいということに繋がります。
自分がどう生きるかということを準備しておきたいということです。

知っておくという事は、初心者用のプログラムです。
知っておく・・・それに自分を調整するということは、
それに自分を合わせていく事になる。
それは、初心者用のプログラム。

上級者のプログラムは、前もっての情報がない事になります。
前もって知らされることのない事に自分を合わせるには、
心の準備をしておかなければなりません。

死への恐怖は、知らないことへの恐怖になります。
そのような前もって情報のない場合は、私たちはどのようにしたらよいのでしょうか?

助けてくれる人がいるなら、それはOKです。
この場合は、誰が助けてくれるのでしょうか?

※ここから少し『バガヴァット・ギーター』の内容と絡みます
『バガヴァット・ギーター』では、神の化身であるクリシュナが言います。

「私が助ける人です、あなたを自由にしてあげます。」

「もし、あなたが準備ができているなら、
私(クリシュナ)を受け入れる準備ができているのなら、
私(クリシュナ)はあなたを助けられます。」




生は変化のひとつ。
死も変化のひとつ。

それは、永遠に継続する変化です。

そして、仏教では
「全ては変わる」「常に同じものはない」
と言われています。

私たちのこの身体をみてみましょう。

私たちに喜怒哀楽を感じさせてくれるこの身体はどうでしょう?
体も変化します。

子供も成長し、大人が年を取るのも変化。
それは絶え間なく続く変化です。

皆様は、この変化を楽しむ事ができます。
皆様は、変化は好きです。変わることが好きです。
変わることへの欲求があります。

子供が生まれ、立つようになったり、話せるようになったら、パパママは嬉しいです。
それは、私たちに喜びをもたらせてくれる変化です。
これはプラスの変化です。

プラスの変化があるからこそ、マイナスの変化がある。
それは絶え間なくつづく、変化なのです。

子供のときは、成長は楽しみでしたが、
大人は成長は楽しみでなくなります。

それは、過去を捨てたくないんです。

化粧をすること、誰のためでしょう?
化粧品を買うことは、化粧品屋さんもうけさせるためですか?
自分が綺麗になるためですか?


すべて「自分を持っている」せいなのです。

自分を投げ出してみてください。

『バガヴァット・ギーター』の最後の章、
そういう風に自分を投げ出す人は、いつのまにか問題が解決します。

「私とは何か」を理解することができます。

朝の勤行がありましたが、
その時に得られた利益は、なんでしょうか?
それはきっと「とても落ち着いた気持ち」だと思います。
その影響は、まだこれからも身体に残ると思います。

最近では、スポーツジムでヨーガをやっている所がありますが、
そのようなところでやるのと、こちら(西教寺)で行うヨーガは身体に与える影響が違います。

このような環境・雰囲気の中で、ヨーガを行うことで、
皆様は利益を得られているかと思います。

そして、絶え間なく変化するという状況を受け入れる用意ができるかと思います。
存在しているエネルギーによって、
私たちは名前も違い、違う容姿になっています。

それは、大変粗雑なものから、非常に精妙なものまで、
存在するエネルギーというものがあります。

それは、固持しようとするエネルギーです。
存在しようとするエネルギーです。

そして、智識、知慧と言うものも固持することができます。
そして変化が起こるのです。

そして変化で創造が起こります。

創造という変化が「生」であり、破壊という変化が「死」なのです。

「生と死」は、「創造と破壊」です。

生から死に至るというのは旅でもあります。
だから生きるということは、まるで旅のようでもあります。

破壊という言葉は、否定的なネガティブな事を想像してしまいますが、
変化という言葉から見ると、ネガティブな面はなくなります。

変化というものは、破壊という言葉の違う言い方にすぎません。

知性というものは、理論の理由付けを生み出します。
それが理解を助けます。
しかしながら、その理解が苦しみの原因にもなるのです。

そのようにして破壊と言うものを解釈していく。

「死」それは破壊ですか?変化ですか?

それは解釈の違いです。
どうやって受け入れるかという事の、解釈の違い。

間違った風に考えるから苦しみが生れるのです。

それは、間違った理解の仕方です。

それは、すべて私たちがどう理解するかにかかっています。
『バガヴァット・ギーター』にもいろいろな死の見方ででてきます。

********


非常に難しく、奥深い内容でございました。

講義の中にも、質問の時間を設けて下さり、
私たちの死に対する考え方を、全て受け止めて下さり、
心理的なこと、精神的なこと、宗教的なこと、科学的なこと、
具体例を述べながら、あらゆる見地から理論的にわかりやすく答えて下さり、
頭の回転の良さに脱帽でした。

この講義のほか、初日の夜には、
「クリヤ・ヨーガ」における火の儀式、『アグニホートラ(火の祭祀)』

最終日には、上記の講義に対する質疑応答の時間も約2時間たっぷり。


講義や質疑応答のそれぞれ約2時間にも及ぶ間も、
スワミジはピンと張った背筋をまったく動かさずに、足も組み替えることなく、
姿勢もそのまま、正面をまっすぐに見据え、
そのお姿がある環境が、まさしく素晴らしい環境であったとつくづく思いました。

同じ空気を吸いながら、同じ時間、同じ空間にいたことだけで有難く感じられる講義でありました。
参加できたことに改めて感謝致します。

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2010年12月30日

ヨーガ禅夏季特別研修会2010 行法実習

おはようございます雪
あっという間に、今年ももう残りわずかですね。
夏に受けてきたヨーガの研修の備忘録です。

今日は、まとめて行法実習について。
行法実習は、全部で4回。
それぞれ4〜6会場に分かれて行いますので、全部で20プログラムあります。
残念ながら、全てのプログラムを受けることはできませんので、
悩みに悩んだ末に、私が選んだ4プログラムの内容です。


行法実習@
今年も成川弘子先生のところ。4年連続ですわーい(嬉しい顔)
いつもながら、先生の美しいお姿と美声に癒されたお時間でした。

・手の基本体操 
・トリコーナ・アーサナ(三角の体位)
・パシチマターナ・アーサナ(背面を伸ばす体位)
・サルヴァーンガ・アーサナ(肩で立つ体位)~(ウサギの体位)
・ブジャンガ・アーサナ(コブラの体位)~シャラバ・アーサナ(バッタの体位)
 ~ダヌル・アーサナ(弓の体位)以上の三つの体位を一連の流れで
・クンバカ呼吸法



行法実習A
しらかしゆうこ先生。去年受けて、大変わかりやすかったので、今年も手(チョキ)
かなり上級者向けのプログラムでした。
何度も家で復習をしております。

・セーツ・バンダ・サルヴァーンガ・アーサナ(橋)
 ~プワン・ムクタ・アーサナ(ガス抜き)
 ~エーカ・パーダ・セーツ・バンダ・サルヴァーンガ・アーサナ(片脚を上げた橋)
 ~ヴィパリータ・カラニー(逆転)
 ~ヴァリエーション

・シャラバ・アーサナ(バッタ)
 ~パリヴリッタ・シャラバ・アーサナ(回転したバッタ)
 ~サーランバ・シャラバ・アーサナ(支えのあるバッタ)
 ~バリヴリッタ・サーランバ・シャラバ・アーサナ(支えのある回転したバッタ)

・ウッターナ・アーサナ(背面をよく伸ばす)
 ~パーダ・ハスタ・アーサナ(足を手で持つ)
 ~パールシュバ・ウッターナ・アーサナ(横向き背面伸長)
 ~ウッティタ・トリコーナ・アーサナ(伸三角)

・シャヴァ・アーサナ

・プラーナーヤーマ

・瞑想



行法実習B
前田伸夫先生。初めて受けるレッスンです。
ユーモアがあって、テンポがよく、面白かったです。

・ウパヴィスタ・パールシュバ・パリヴリッタ・コーナ・アーサナ(捻りを入れた座った角のポーズ)
・ハヌマーン・アーサナ(猿王のポーズ)~(母猿のポーズ)
・ドゥールヴァ・アーサナ(北極星のポーズ)
・シールシャ・アーサナ(頭立ちのポーズ)
・チャンドラ・ナマスカーラ・アーサナ(月の礼拝のポーズ)



行法実習C
瞑想 井上信男先生

~瞑想とは、今、ここ、そして私をとりまく世界に気づいていくこと~

佐保田鶴治先生から直接受けられた講義の中で、
一番好きで印象に残ってる言葉からお話下さいました。

『88歳を生きる』(佐保田鶴治著)というご本の中にもあります、
ライフスタイルとしてのヨーガという項目から、
「ヨーガをやっていると、喜びが沸いてくる。」というお言葉。

自分の中から、何かわからないけれど、喜びが沸いてくるという内容です。

人が物をくれたから喜ばしいなどという類のものではなく、

何がというわけではなくただ嬉しいという気持ち・喜びが沸いてくるということ。
それがとても尊いものであるということ。


そして、『ヨーガ入門』(佐保田鶴治著)の中、瞑想法の項目から

ヨーガ道の主旨からいえば、瞑想こそが本命なのであって、
これまで紹介してきた体操や呼吸法は、
瞑想をたやすく、そして完全に行い得るための準備であったのです。
・・・(略)・・・
なぜかといいますと、瞑想は心身一体(心身一如)という真理をふまえた行法だからです。


以上のようなお話から、アーサナを少し行い、座を整え、
約20分間瞑想の時間を頂きました。

研修最終日の朝、すがすがしい空気の中でヨーガの仲間と共に行う瞑想は、格別です黒ハート
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2010年11月01日

ヨーガ禅夏季特別研修会2010 理論研修 その2

理論研修「プラーナーヤーマについて」 その2 ※その1は、こちら 
尊敬する八田捷也先生のご講義から心の残ったお言葉を綴っていきます。


プラーナという言葉から考えなければいけません。
日本語では、呼吸法と言われます。
佐保田先生の言葉を借りれば、「単なる呼吸法ではないですよ。」ということです。

プラーナという言葉は、プラーナとアーヤーマという言葉と一緒になって、
プラーナーヤーマという一つの言葉になっています。

簡単に言うと、「プラーナをコントロールする、制御する」という言葉になります。

そのプラーナは何かというと・・・

私たちの心で考えることや肉体を働かせるには、
何かエネルギーや力が必要ですが、
そのエネルギー、その根本と考えてよいと思います。

そのプラーナが働くことによって、
私たちの全身が活動を可能にしている、
働かされているといってもよいかもしれません。
そういう大本の存在です。

プラーナーヤーマは、8段階のヨーガ(アシュタンガヨーガ)の中で、第4段階に位置しております。
(※8段階ともいいますし、8部門という言い方もします)

八段階のヨーガというのは・・・

1禁戒(きんかい)ヤマ 五戒 
2勧戒(かんかい)ニヤマ 五勧戒
3坐法 アーサナ
4調気法 プラーナーヤーマ
5制感 プラチヤハーラ
6集中 ダーラナ
7静慮 ディヤーナ
8三昧 サマーディ

ヨーガは、「瞑想が大事、心の集中が大事」といわれています。
心が集中できるためには、「さぁやりましょう」といってすぐにできるものではありません。
長年の積み上げがあって、始めてそれが可能になってくるのです。
ということは、日常生活の中から始まっているわけです。

つまりはじめの第1段階 禁戒(ヤマ)・第2段階 勧戒(ニヤマ)が
日常生活の中でちゃんと行を積んでいけるようになっています。


第1段階の禁戒(ヤマ)と第2段階の勧戒(ニヤマ)は、日常生活で心がけることとされています。

第1段階(第1部門) 五禁戒(ヤマ) 自分以外のものとの関係の規定

一 非暴力 
どんな場合においても、どんな生き物に対しても、傷つけるような暴力的な行為をしない。
殴るなどという行為だけはなく、言葉も傷つきます。
思いも傷付けることがあります。
その結果、自分自身が傷つくことになります。

二 正直
どんな場合でも嘘をつかないこと。正直であること。真実を語ること。
嘘をつくと、必ず嘘がばれないように、次の嘘をつかなければならなくなります。
いつも悩んでいなければならない。これも煩悩性の心の一つです。


三 不盗 
他人の所有物を盗まないこと。

四 不貧 
最小限度の必需品以外は何も所有しないこと。
過分に頂いてしまいますと、もっと過分に欲しいという心が、悩みとして出てきます。
それによって、不快の目を育ててしまう。
貪らなくてもよいところまで、貪らなくてはならない心を作り上げてしまう。

五 禁欲 
人間は、性的な欲望が強いです。
結婚している人は、浮気などをしないことも含まれます。


この五つが、普段日常生活の中で心がける五戒になります。


第2段階(第2部門)の五勧戒(ニヤマ) 自分自身に対するいましめ

一 清浄 
毎日、体も心も清らかに清潔にしておくこと。
五勧戒を守ることによっても、煩悩性の心が清められていきます。
ヨーガの全体は、体も心も清めていくこと。
心も体も浄化していくということ、そういう働きに繋がります。

二 知足 
不貪(貪らない)の逆です。
知足の心を持ち、いつも満たされている心を持ち、それ以上を求めないということ。


三 苦行 
毎日私たちがアーサナを続けること、プラーナーヤーマを続けることです。
あるいは、勤行する、マントラを唱えるなど。

四 読誦 
勉強すること、聖典読誦。
ヨーガでは、まさに根本のことを知る勉強をしなさい、となっています。
宇宙の根本は、ブラフマン、アートマン、プルシャ、真我などの言葉が根本経典などには書かれています。
そういうものの本質について勉強すること。学ぶこと。
極められた聖者方のお話を聞くことも、
お互いに勉強しあうことも含まれます。

五 念神 イーシュバラプラニダーラ 
山口惠照先生は念神といわれました。
佐保田先生は神明祈念といわれました。
要するに神を念じなさい。

神とは何かというと、一番根本の神はブラフマンです。
インドでは様々な何百種・何千種の神様がおいでになるといわれていますが、
大本は、ブラフマンです。
いつの世にも神様がおいでになる。
宇宙の根本が目に見える形で、
私たちが意識として感じられて形で、
現れてくる神様を「イーシュバラ」と言います。

要するに、自分の内側に、本当の自分、本当の神様がいるわけなのです。
それを念じていく。
そうすると、それにどんどん近づいていくことになってきます。

補足:ここの考え方は、非常に奥深く難しい内容となり、
まだまだ勉強不足のため言葉が足りない表現となっています。by kitten


上記のような禁戒・勧戒の行を毎日続けていって、
初めて8段階中の第3段階め、「アーサナ」に入ります。
安定して快適なアーサナができるようになります。

アーサナをする際に、ただ肉体だけを鍛えてもいけません。
心が乱れている状態でアーサナを行うと、
しっかりと座れているようでも、きれいな形ができていても、
すぐに崩れてしまいます。

それには、心を静めていかなければなりません。
煩悩性の心を生む働きをなくしていき、乱れないように、乱れにくいようにしていきます。

安定して快適な、正しい座法が組めたら、ここで初めて
本日の本題、第4段階の「プラーナーヤーマ」に入ってきます。

プラーナーヤーマは、
まずはじめに、安定して快適な背筋の伸びた姿勢ができること。
そうすると肺全体をつかった呼吸ができます。

呼吸は、1日2万回以上行っているともいわれていますが、
ゆっくりになってくると1分間に1回・2回になってくるのです。
そこまでいかなくても3回、4回にはどなたでもできてきます。
すると落ち着いてくるのです。

プラーナーヤーマをきちんと続けていくと、
煩悩性の心の働きが芽生えにくくなります、
煩悩性の心の働きが弱まります、
と経典には書いてあります。

つまりプラーナーヤーマの目的は、煩悩性の心を芽生えなくするためにするのです。

そのような目的があると、
普段がむしゃらにヨーガをやるというやり方とは変わってくるはずです。

深くて長い呼吸というのは、静かな心を作っていきます。

呼吸の定義の中に、吸う息と、吐く息、区切る部分というのがあります。
区切る部分(止める部分)を入れて、はじめて本格的なプラーナーヤーマになります。

深い呼吸は、煩悩性の心の働きと、結びついています。
その間に介在する神経とも深くかかわっています。

ですから、これを一度に向けようとしようとすると、
神経に悪影響に与えるため、かえって害になることがありますから、
時間をかけて、年月をかけて、深めなさい、と言われています。

このように続けていくと、だんだんに心が静まってきます。

佐保田先生が示された三位一体のヨーガをすると、
いつの間にかゆっくりとした呼吸ができるようになります。

背筋を伸ばして、アーサナができてプラーナーヤーマができて、心がちゃんと変化していきます。

これが、 「アーサナをした結果、心がなんとなく変わりました」ということになります。


これからもこのような素晴らしいヨーガ禅をご一緒に行い、学んで頂きたいと思います。



*****

実際の理論研修は、この文の5倍以上の内容と濃さがありました。
私の中で、なんとなく理解できた部分だけを割愛させて頂き、まとめてみました。

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2010年10月31日

ヨーガ禅夏季特別研修会2010 理論研修 その1

こんばんは。
いつもご無沙汰しておりますkittenです。(苦笑)

めっきり寒くなりましたが、猛暑の夏にお勉強してきた内容を振り返ってみたいと思います。


理論研修「プラーナーヤーマについて」 
尊敬する八田捷也先生のご講義から心の残ったお言葉を綴っていきます。


まずは、佐保田鶴治先生の貴重なご講話のお話から

佐保田先生は、お亡くなりになる一週間前に
「ヨーガというのは、やっぱり体操ですよ」と最後の禅話でおっしゃられていました。
そして、この言葉を自分の遺言にしたいというお話をされました。

また佐保田先生は「ヨーガは単なる体操ではありませんよ」ともおっしゃられています。
この二つは、ちょっと矛盾しているように感じるかもしれません。

まず「やっぱり体操ですよ」というのは、
私たちは、肉体という目に見える大変大切な機能を持っているわけですが、
体が不調和であったら、何をするにもベースができていないということになります。
ヨーガ体操によって、しっかり体を調えなければならない、ということは間違いないことだと思います。

だけれども佐保田先生は、ヨーガ体操を、
佐保田先生の示されたヨーガ禅の原理原則(4原則)にのっとって続けますと、
『知らず知らずに心が変化してくる』 とおっしゃられています。
『心が変化するところまでいかないと、それは本当のヨーガではありませんよ』 とこんな風にもおっしゃられています。

「ヨーガは体操だけれども、単なる体操ではありませんよ」という意味です。

つまり、ヨーガとはどういう構成になっているかという奥の深いところ(『ヨーガ・スートラ』ヨーガ根本経典などの哲学)まで学び、
体操と呼吸と瞑想の三つ要素が一体に作用しているヨーガをしないと、
本当のヨーガになりませんよ。

ということをおっしゃっておられます。



体操と呼吸と瞑想とは・・・

これを三位一体と呼んでいます。
体操と呼吸と瞑想は、体と心と精神と書いてあります。※「ヨーガ入門」「ヨーガのススメ」など

精神というのは、何かということをはっきりと自覚し、
どういう存在かということを、まずは知恵として知識として知っていき、
そのうえで体と心を一体にした瞑想、
ヨーガの本質である三位一体のヨーガを実践することによって、
その存在を本当に求めていく、自覚していくということが、ヨーガの一番の目標となっています。


また、佐保田先生は、ヨーガを目指す人の集まりとして「サットサンガ」とおっしゃられていました。
サットは「菩薩」。サンガは「集まり」「集会」となります。
もともとの意味は、みんなで集まってヨーガ聖者の話を聞く、
そこで学ぶ場、そういうところから始まっています。
みんな同じ志でヨーガを深めたいという意思で集まって行うのも、菩薩集団とおっしゃられていました。


この総勢300名にものぼる夏季特別研修会自体もサットサンガですし、
親しいお仲間数名で行うヨーガもサットサンガになります。


*****


佐保田鶴治先生の貴重なお話を、
先生からご講義や実技を直接学ばれた八田先生によってわかりやすくまとめられたお話でした。


ここから本題の、「プラーナーヤーマ」についてが始まるのですが、
とっても長くなってしまったので次回に続きます
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2010年08月24日

ヨーガ禅夏季特別研修会2010  

約1ヶ月前になりますが、
今年も、7月下旬にヨーガ禅のお勉強をして参りました。

場所は、比叡山の麓にある西教寺さん(滋賀県)。
今年の参加で4回目、4年連続です。

一年に一度、同じヨーガ禅を志す方々、約250名(スタッフなど合わせて総勢約300名)が全国から集まり、
ヨーガの根本に存在している理論研修、
バラエティに富み充実している実技実習(行法実習)、
朝から晩まで、一日中ヨーガのことだけに集中して勉強することができる、
ヨーガ三昧の2泊3日の研修会です。

お食事は、もちろん精進料理手(チョキ)

真夏の西教寺さんで過ごす3日間は、
心身共にリラックスし、たっぷり汗をかき、頭も心までもフル活動、
私にとって一年分のデドックスと一年分の充電になっている気がします。

そして、不思議な事ですが、
毎年毎年、その時の自分にとって必要としていることが、
すぅっとパズルをはめ込む様に体に染み込んでくるように感じています。

それは、ヨーガの根本的な理論のお話の一部であったり、
ヨーガの実技体操で、疑問に思っていた方法であったり、
参加された方々と交わした会話にあったり、
本当にちょっとした事なのですが、
私にとっては、大変大きな収穫となっております。



今回の研修会プログラムは、

・行法実習4回、

・ヨーガ禅理論研修「プラーナーヤーマについて」 八田捷也先生

・特別講演「バガヴァット・ギーターに学ぶ死生観」 
 カイヴァリヤダーマ・アシュラム スワミ・マヘーシャーナンダ師

が盛り込まれた大変充実した内容でした。


詳しい内容は、3回に分けて復習をしながら書いていこうと思います。
ということで、しばらく「ヨーガ」ネタが続きますわーい(嬉しい顔)
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2009年08月27日

2009年 京都研修〜最終日3日目〜

※先月、比叡山麓のお寺さんで行われた「ヨーガな日々」の備忘録です。


7月26日(最終日)

6:00〜 起床

6:30〜 朝の勤行

7:00〜8:00 行法実習C

八田捷也先生のバンダ・ムドラーの会場に向かいました。


◆内容◆
スーリアナマスカーラ・アーサナ(太陽礼拝)
カパーラ・バーティ呼吸法
ウジャーイ呼吸法
橋の体位
ヴィパリータ・カラニー



八田先生の太陽礼拝は、
手先から足先まで身体全体がものすごく活性化しているのがわかります。

太陽礼拝は、一呼吸一動作が基本ですが、
より体操を深める方法として、
吸った息と吐いた息の後に、
少しとどまる事を教えて頂きました。

息を止めて身体を感じることは、
バンダ・ムドラーに通じてくることであり、

この息を止めた状態は、
身体がぐ〜んと充実していく時間です。

それを感じること(クンバカの状態)を
すこしずつ長くしていかれるとよいでしょう。
と教えて頂きました。

軽く汗ばみ、なんともよい心地よい疲れ具合の後には、
たっぷりとシャヴァ・アーサナの時間が待っています。

身体を動かす時間より、
緩める時間(シャバ・アーサナ)を大事にするのが、
このヨーガの特徴であり、健康感が深まっていく所以です。

身体が調和するために、
自分の身体を見つめながら、
緊張と弛緩をうまく使い分けます。

佐保田鶴治先生は、緊張ではなく「伸張」ともおっしゃられたようです。
伸びていく中に、適切な緊張も入ることから、
今は、わかりやすく緊張という言葉を使う機会が多いようです。

こちらのヨーガでは、
ほとんどの先生が佐保田鶴治先生から直接指導を受けてらした先生ばかりなので、

行法実習の際に、
佐保田先生の貴重なお話を聞くことも出来たりと、
とても嬉しく、本当に有難い行法実習ですぴかぴか(新しい)


8:15〜 朝食・片付け

9:30〜11:30 地域ごとにグループディスカッション その後発表


北海道から鹿児島まで全国各地から参加した定員一杯の250人が、
地域ごとに集まって、グループディスカッションの時間です。
私は、もちろん東北方面ブロック(北海道・宮城・福島・栃木・群馬・埼玉)に参加致しました。

「ヨーガをやるとツイテクル」という実体験に基づいたお話から、
「ヨーガを貪欲に勉強するために、離欲しましょう」という理論に沿ったお話まで、
内容は多岐にわたりましたひらめき

普段、佐保田先生直伝のヨーガを東北で習うことは難しい環境ですので、
このような機会に、皆様のヨーガ体験談を、
目と表情を見ながら、声で実際に聞くことができる時間というのは、
大変貴重でお勉強になりましたわーい(嬉しい顔)



11:30 閉会式
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2009年08月19日

2009年 京都研修〜2日目午後〜

※先月、比叡山麓のお寺さんで行われた「ヨーガな日々」の備忘録です。


7月25日(第2日目午後)

13:00〜 記念撮影 
    大雨のため、午後のスケジュールを早めて、講演後に行いました。
     

13:30〜 講演 人間(全人類)解放の道(手だて)を問う
        ヨーガ経とサーンキヤ頌

今年も山口惠照先生がご講演下さいました。

「はじめに、佐保田鶴治先生が、かねがねヨーガを行う際には、
厳しく残された教えがあります。」
と、以下のお言葉を述べられました。

ヨーガを毎日10分ずつやってごらんなさい。
そうすればあなたは、健康と若さとを保つことができるでしょう。

ヨーガを毎日20分ずつやってごらんなさい。
そうすればあなたは、穏和な性格と粘り強い性格の持ち主になることができるでしょう。

ヨーガを毎日30分ずつやってごらんなさい。
そうすればあなたは、明快な判断と鋭敏な直感に恵まれるでしょう。

もしもヨーガに毎日1時間以上も使えるようなら、
あなたは四次元の世界を超えることさえできるでしょう。

「ヨーガのすすめ」「八十八歳を生きる」
 佐保田鶴治先生の著書より




本では何度も目にしている言葉ですが、
山口惠照先生の声で聞くと、しみじみと言葉が身体の中に入ってくるようです。



今回の講演内容では、
インドの大叙事詩マハーバーラタの一部、
親族闘争の戦場における対話から始まる「バガヴァット・ギーター」とサーンキヤ哲学。

サーンキヤ・ヨーガは、バガヴァット・ギーターにおいては、
バガヴァット(仕合わせをもたらすもの)の本質を意味する、
と教えてくださいました。

世界中の人に、聖書の次に読まれているとも言われる「バガヴァット・ギーター」の世界。
単行本などももいろいろあるようですので、
図書館検索システムよりネット予約してみました。
早速、お勉強していきたいと思いますわーい(嬉しい顔)




15:10〜17:10 行法実習B

しらかしゆうこ先生の会場を選びました。

座って始まる太陽礼拝ポーズや、
苦手としているバランスの体位、マルマ瞑想・・・・などなど、
今の私にとって、大変魅力的なプログラムでしたるんるん

◆内容◆
スーリア・ナマスカーラ(座って始める)
シャヴァ・アーサナ (緊張と弛緩の落差を感じて・・・完全弛緩法)
アーリーダ・アーサナ(立位の弓を引くポーズ)
ナーティア・アーサナ(シヴァ神祝福の踊りのポーズ)
パシチモッターナ・アーサナ(スシュムナーの浄化を行いながら)
シャヴァ・アーサナ(マルマ瞑想)


床の上で仰向けになってリラックスするシャヴァ・アーサナが含まれているというのは、
さまざまにある健康法の中でも、ヨーガ特有のものであります。

四本歩行の動物から二本歩行のヒトに進化した際、
ヒトの脊椎には、立位の生活をしているだけで、
2Gほどの重力がかかるようになりました。

(脊椎動物は5Gの環境下では生存できない)
・・・東京大学医学部口腔外科 西原克成氏 論文「骨休めと重力解除の健康法」の一文を引用

身体を横にして、脊椎に均等に重力をかけることによって、
細胞の新陳代謝のスイッチが入るようになります。

身体を動かす作業は、多かれ少なかれ細胞を壊していく作業ですが、
60兆個とも呼ばれる細胞には、良い細胞も悪い細胞もあります。

いろいろなアーサナを行うことは、不要な細胞・古くなった細胞削って取り除いていく作業であり、
身体を完全に整えるのに相応しくない細胞だけを削り取る彫刻のような作業になります。

その後、シャヴァ・アーサナによって脊椎を重力から解放して、
老廃物を排出、細胞を修復・再生して、
身体を一番よい状態へ、理想的な骨格へ整えていきます。

シャヴァ・アーサナは、驚くべき合理的で精巧なシステムです。


このようにシャヴァ・アーサナの重要性を、
哲学的・論理的・生理学的な観点から、
プロジェクターを用いて映し出した画面を通して、実際のアーサナを行いながら、
わかり易く説明して下さいました。

日々のヨーガでも、アーサナの数を減らしてでも、
シャヴァ・アーサナの時間を今以上、存分にとっていきたいと強く思いました。



17:30〜 夕食

19:00〜20:30 オリッシィダンス演舞 柳田紀美子先生

インドの古典舞踊オリッシィは、千年の歴史を持つ奉納の舞。
美しさの中に、霊的波動を感じる舞とも言われています。

噂で、オリッシィダンスの素晴らしさをたくさん聞いていたので、
今回のヨーガ研修の中でも、大変楽しみにしていた時間です。

オリッシィダンスを見るのは、生まれて初めてでした。

手の動き・肩の動き・首の動き・身体のしなやかさも、さることながら、
「目の表情」に釘付けでございました!!!!!

インドの古い古典や叙事詩の中で、
人間の9つの心の情感「ラサ」(愛情・滑稽・悲愴・憤怒・勇猛・恐怖・嫌悪・驚愕・寂静)を
語るその表現力は、本当に素晴らしく、美しかったですぴかぴか(新しい)


「生きとし生ける一切のものへ。
その心の混乱がやみますように。
愛と智慧がその心に育ちますように。
一切のものから解放され、解脱した者となりますように。」

そんな願いを込めた一つ一つの演舞に対して、丁寧に説明をして下さり、
その話し方がしとやかで、やさしくて、心の美しさが伝わってくるようでした。



D1000464.JPG




22:00 消灯

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2009年08月16日

2009年 京都研修〜2日目午前〜

※先月、比叡山麓のお寺さんで行われた「ヨーガな日々」の備忘録です。

7月25日(第2日目午前)

6:00〜 起床

6:30〜 朝の勤行

7:00〜 朝食

8:00〜9:15 理論研修「ヨーガを深めるために〜インドの人間観〜」
     
八田捷也先生が講演して下さいました。

身体を動かす体操だけでなく、根本にある理論を勉強できることは、
より深いヨーガを理解する手だてになり、
毎年とっても貴重なお時間です。


「オーム シャンティヒ」
この言葉は、インドでは何千年も前から、もっとも尊い言葉、崇高な言葉として、
どこででも用いられ、さまざまな行事の際に用いられている言葉です。

こちらの言葉の意味をわかり易く説明して下さいました。

「オーム」とは宇宙の根本が言葉として現れた時に最初出来たとされる言葉であり、
神そのもの、宇宙の根本を、
ヨーガスートラでは自在神をあらわします。

「シャンティヒ」とは平安・平和・本来備わっている寂静・静かな心、
こちらも神そのものの静けさをあらわします。

これらを両方あわせて唱える「オーム シャンティヒ」

3回唱えることに関しては、いろいろな理由(当てはめ)があるといわれています。

身近な言葉を使うと、
1回目は、自分に向かって平安を・・・
2回目は、自分を取り囲んでくださる皆様に、支えて下さっている周りの皆様の平安を・・・
最後に、それらを取り巻く自然界全体に向かって・・・平安を念ずる方法。



哲学的には、解説ヨーガスートラなどの文献より
私たちを作っている宇宙のエネルギーは、以下の3つのグナ(徳性)から成り立っています。

1サットヴァ(喜徳)性格【快】明るい、微細、軽い
2ラジャス(憂徳) 性格【不安】活動、不快、憂苦
3タマス(闇徳)  性格【鈍重】粗荒、隠蔽、痴鈍

この一つずつに対して平安を念ずる方法。

この3つのグナは、瞬時も休止しないエネルギー的因子であって、
その性格は、互いに矛盾する関係・互いに主導権を争う関係として三つ巴に絡み合い、
その3つの働きあいの上に、プラクリティ(自性)の転変は行われていると考えられています。

ヨーガは、おのおのの内に存在する真我(プルシャ)を探す、
内的探求がベースに存在しています。

一瞬も休むことなく動いている、転変している心と身体。

ヨーガは、そんな心と身体をコントロールする方法。

そう考えると、とても身近なものであります。

ヨーガに出会って、
ヨーガを毎日行うことによって、
日々の生活が幸せであるという感覚が、
少しずつではありますが、常に感じることができるようになりました。

「ヨーガは、何のためにあるか?」との問いかけに、
最高の生き方をするための道筋である」と考え方に、大納得!!の私です。



9:40〜11:40 行法実習A

今回も大好きな成川弘子先生の会場へ向かいました。
3年連続ですexclamation×2

◆内容◆
手の体操 1・2
ガルーダ・アーサナ(鷲の体位)
サルヴァーンガ・アーサナ(肩立ちの体位)
マツヤ・アーサナ(魚の体位)
カパーラ・バーティ呼吸法
ウジャーイ呼吸法
バーストリカー呼吸法

今回の研修では、自分なりにバランスの体位を深く勉強しようと思っていたので、
ガルーダ・アーサナ(鷲の体位)が組み込まれているこの会場を選びました。

ガルーダとは、鷲を意味し、
インド三大神の一人、ビシュヌ神の乗り物として、神鳥とも言われています。

ガルーダ・アーサナは、独特な体制でバランスをとる体操ですので、
準備として手の体操や脚の股関節などをほぐし、
安定している長座の姿勢から、脚を組む練習。
そして手のからめ肩などを丁寧に教えて頂きました。


説明のあとに、一連の動座をStory仕立てで滑らかに実演をして下さいました。

本当に鷲が羽を広げて大空を優雅に飛び回り、
獲物を見つけて、羽をすぼめて伸び上がり、
獲物目がけて急降下、
捕らえて、ゆっくりと羽を広げて大空に飛んでいく・・・・
そんな美しくも力強い鷲でした。
まさしく神の鳥黒ハート


形は出来ても、獲物を捕まえる前にふらついてしまう私ですが、
いつか大空を颯爽と飛び回る神鳥になれるように、
日々修習していきたいと思いまするんるん



12:00〜 昼食
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2009年08月15日

2009年 京都研修〜1日目〜

やっと夏らしいお天気になりました晴れ
久しぶりのブログ更新です・・・。

さて、今日はヨーガなお話。
先月の7月24・25・26日にかけて、
毎年西教寺さんで行われる
「ヨーガ禅夏季特別研修会」に参加して参りました。

今年で3年連続となりますわーい(嬉しい顔)手(チョキ)
2泊3日の研修期間中、
生活をすべてヨーガに集中でき、ヨーガ好きな仲間と過ごす時間は、
楽しく充実して、私をリセットさせてくれる時間です。
今年も、たっぷりじ〜っくりヨーガの世界に浸り、勉強することができました。

自分の好きな事を続けられる恵まれた環境に
本当に感謝したいと思います黒ハート



それでは、自分の備忘録として京都で過ごした日々を綴っていきます。

2009西教寺.JPG

7月24日(第1日目)

13:00〜14:00 総会

14:30〜15:00 開会式

15:15〜17:15 行法実習

行法実習は、6つの会場で行われます。
参加当日に、行法実習プログラムが配られ、
会場となる実習場所と担当講師とプログラム内容を見て、
今の自分が行きたい会場を選ぶことが出来ます。

私は、山口康子先生の会場へ向かいました。

◆内容◆
簡易体操 1・2・3・4
手の体操 2・3
足の基本体操 1・2・3・4・5
ナタラージャ・アーサナ(壮美な体位)
ジャーヌ・シルシア・アーサナ(脚に顔をつける体位)
ウシュトラ・アーサナ(らくだの体位)
カパーラ・バーティ(浄化呼吸法)
クンバカ呼吸法


佐保田鶴治先生の著書『ヨーガ入門』に沿ったアーサナ・呼吸法を、
丁寧にわかりやすく教えて頂きました。

シャバアーサナの時間では、
佐保田先生が本の中で頻繁に使用されている「休みます」という言葉を使って、
動きをとめて、最初の姿勢に立ち返った時に、
今身体を動かしていたことによって、身体の中に現れてきた変化と、
あるがままの今の自分を受け入れる時間として下さい。
と説明して下さいました。



また、バランスの体位を苦手としている私なので、
今回の研修では、プログラムにバランスの体位が組み込まれているものを、
チョイスすることにしました。
山口先生のプログラムでは、ナタラージャ・アーサナがバランスの体位になります。


※壮美の体位(バランスの体位)について。
ナタは「踊り手」、ラージャは「王」の意味で、
ナタラージャは、神話にちなんだ踊る「シバ神」の壮美の壮美な姿を表しています。
シバ神は、インド三大神の一つで、ナタラージャはシバ神の別名です。


バランスの体位は、
目の前にあるどこか一点に意識を集中すると行い易いといわれておりますが、
視線を動かしていく壮美の体位では、
目の前にある外の世界ではなく、
身体の内の世界へ、
どこか身体の一点に意識を集中していく方法を教えて頂きました。

その身体の一点として挙げられたのが、
足裏の親指下、土踏まずの上の少しくぼんだ部分。
先生の言葉通りに、意識を集中して行いました。

この方法で行うと、自分でもびっくりするほど安定して、
この日は、珍しく最後までバランスをとることが出来ました。

自宅で行う際には、まだまだふらついてしまうこが多々ありますが、
この意識の集中の仕方を取り入れて、
修習していきたいと思います手(グー)


17:30〜 夕食

18:30〜20:45 サットサンガ

22:00 消灯
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2009年05月09日

ヨーガ定例研修会in京都

皆様、どのようなゴールデンウィークをお過ごしされましたでしょうか?

我がkitten家のGWは、夫婦で「京都旅行」となりました黒ハート

といっても夫婦でゆっくり春の京都かわいいを観光ではなく・・・・

私は、京都伏見の真福寺さんで行われるヨーガの定例研修会に参加し、
旦那様は、全日本弓道大会に参加する、

という目的を持った旅行でしたので、
京都では、お互いの趣味をメインに個人自由行動な旅行でした。

それにしても、同じ時期に趣味を通じて、
夫婦揃って京都に行けるなんて、
つくづく幸せ者です。




出発は、5月1日夜9時〜
(京都へ行く時は、いつもこちらの夜行高速バスです)

私の京都行きは、直前に決まったお話だったので、
キャンセル待ちをして、2週間前にようやくGET。
そんな状況でしたので、既に行きのバスから離れ離れの席でした。
眠るだけなので、あまり関係はないのですが・・・・


5月2日朝6時 混雑なく定時に京都駅に到着。

そのまま、二人で旦那様の弓道大会が行われるみやこめっせ(京都市勧業館)へ。
午前中は、観客席で旦那様を応援し、
私は時間で会場を後に、ヨーガの研修に向かいました。



ヨーガの定例研修会は、真福寺さんにて、毎週の土日に行われています。
初心者でも初めてでも、どなたでも参加できます。

このヨーガは、誰にでも門が開かれているところが、本当に好きです。

時間は、午後1時30〜3時30分のみっちり2時間。
真福寺さんにお伺いするのは、初めてでしたが、
とっても静かな環境でココロが安らぐひと時となりました。

200905真福時.JPG

贅沢な時間でしたぴかぴか(新しい)


終わった後は、参加された方とお茶をいただきながら、
和やかにヨーガ話を楽しみました。

ある方が、
「ヨーガを続けると体調の変化ととともに、自分のココロが変わり、
背負っていたモノが軽くなった気がします、人生が楽しくなってきました」
という貴重なお話をして下さいました。

私自身も、幼い頃より行っていたヨーガですが、
結婚をして、毎日の生活に真剣にこのヨーガを取り入れてみて、
『心が落ち着く』時間を改めて体感しました。

そして、

『人生において、幸せを感じられる心の健康が大切である』
ということを気づかされた事が、
こうして続けている原点にあるような気がしています。

いつもとは違う環境で、
またじっくりと自分自身と向き合う時間が持つことができ、充実した研修でした。
ラベル:ヨガ ヨーガ
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2008年09月08日

2008年 京都研修3日目

今日の郡山は、とぉっても良い天気でした。
週明けに良いお天気ですと、やりたいことが沢山でてきちゃいます

さて、京都研修のまとめ、最後の3日目です。


:00〜起床

6:30〜本堂 朝の勤行

7:00〜8:00朝の行法実習

最終日の行法実習は3会場に分かれて行います。
去年は、瞑想の会場に行きましたので、
今回は、「バンダ・ムドラー」の八田捷也先生の会場へ。

ハタ・ヨーガにとって、このバンダ体操とムドラー体操は、
非常に重要な部分を担っています。

バンダとは、引き締め。喉やお腹・肛門を引き締めて骨盤全体を引き締めていく方法。
肛門にある抹消神経を解して、自律神経のシステムに刺激を与えます。
ムドラー体操とは、霊的な力の発現を目的としています。(「ヨーガ入門」より引用)

行法実習では、

バンダは、喉とお腹と肛門を引き締める方法ではありますが、
止息の時間を長くすることが深める方法にもなる


と教えて頂きました。
どれだけの時間、とどめていられるか、その間自分を感じて、自分の内面に心を向けていくことで、
ムドラー的な体操が出来てくるというお話でした。

バンダとムドラーを含めながら、太陽礼拝の体位法を行いましたが、
かなりキツイかったです・・・・。
ゆっくりと行い、それぞれのポーズで保持、呼吸に合わせて行います。
キツイのですが、その後のシャバ・アーサナは、最高の心地よさ黒ハート
体中、かなり引き締まった気がします^^


9:30〜10:30 理論研修「ヨーガ禅を深める〜ハタ・ヨーガとラージャ・ヨーガ〜」
こちらも、八田捷也先生が講演してくださいました。

私にとって、この夏季研修会は、
行法実習の他に理論研修があることも大きな魅力の一つです。
内容の理解まではまだまだ難しいですが、
昨年より、多少知っている語句が多くなってきたことを少し嬉しく感じました。

その中で、「ヨーガ・スートラ」が書かれた紀元前6・7世紀から、
(文明は進歩しましたが)
我々の心はどのくらい進歩したといえるでしょうか?
という八田先生のその問いにハッとさせられました。

哲学が根底にあるからこそ、身体と神経と精神を調えていくこのヨーガが、
大変面白いと感じた瞬間でもありました。
二千年近くの時を経て、
こうして勉強ができる環境にいる私は、本当に幸せ者です。

ラージャ・ヨーガに関しては、ゆっくりと自分なりに勉強して、
理解が深まった時に、いつかご紹介していきたいと思っています。


10:30〜11:30 質疑応答

11:30閉会式

12:00解散

3日間のヨーガ三昧な日々を終え、閉会式の最後の最後に、
「オームシャンティ」を唱えると、じわっと胸をこみ上げてくるものがありました。

様々な幸運に恵まれ初めて参加した去年は、
感動の連続でした。

そして、福島県に住む主婦の私にとって、2回目も参加できるかは、
正直のところ、難しいかなと考えたこともあります。

そのため、昨年は、講演・理論研修・行法実習の内容を聞き逃さないようにと、
初めてICレコーダーを買い、準備をして、研修に臨みました。
その後、録音した内容を、一年間、地道に自宅で聴きながら、
復習をして過ごしました。

「オームシャンティ」を唱えると、そんな一年間の想いと、
家族をはじめ周りの方の理解と援助に支えられ、
今年もこうして研修会に参加し、無事に終了することが出来たこと、
貴重な体験を数々とさせて頂ける環境に、
なんとも言えない温かい気持ちが胸いっぱいにこみ上げてきました。


サットサンガやグループディスカッション・質疑応答などでは、
参加者のヨーガ体験談etcも盛りだくさんでした。

・毎日、目の体操を行い、視力が回復した方。

・腰を骨折して歩けないはずが、姿勢を正して、完全呼吸法を行い、
痛めた腰に負担をかけなければ、立つことも歩くこともでき、
お医者様も驚かれるほどに、回復された方。

まさしく、腰に負担をかけない、人間本来の正しい姿勢を保てるならば、
腰を痛めていても、立つことが出来るということを実証されたようですぴかぴか(新しい)本当にスゴイ。

沢山の貴重な体験談を聞くことが出来て、
身体の神秘性・順応性・奇跡性を感じた3日間でもありました。

講師の先生方・スタッフの皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
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2008年09月03日

2008年京都研修 午後編

こんにちは。
暑さが戻ってきました。
あのまま秋になってしまうのは、ちょっと寂しい気がしていたので、
この残暑を楽しみたいと思います。

季節の変わり目、気温差の大きい時期ですので、
体調管理しっかりしていきたいと思います☆


さて、8月中にまとめきれずに、
9月まで持ち越している京都研修2日目 午後編です。


12:00〜昼食

13:00〜本堂前にて、全員で記念撮影。パチリッ

13:30〜14:45 特別講演「宇宙の平和・万物の幸福」
             西教寺 西村冏紹 猊下

15:15〜17:15 行法実習

6会場に分かれて行う2時間たっぷりの行法実習。
昨年に引き続き、高野篤先生の会場を選びました。


内容は、
毎朝、床の上で行うヨーガ体操
・足指を動かす
・肩、腕をしなやかにする
・大腿骨を動かす

身体をあおむけにした状態で、
眼球を緊張させ、緩める体操や、
顔や耳のマッサージを行い、リンパの流れをよくして、人相を良くする体操など。

「人相は、自分で変えていかなければならない。
ほっておくと、しわが増えるだけ。」

ピシャっと言い放つ先生の言葉が個人的に大好きです♪



☆心に残った先生のお言葉☆

健康の元になることをまずは、きちんと理解しておくこと。

・自分の免疫力は、白血球でわかること。

・「自律神経支配の法則(福田−安保理論)」を知ること。


自律神経は、白血球の数や働きとに密接に関係している。

白血球には、大きく顆粒球とリンパ球に分けられる。
顆粒球は54〜60%、リンパ球は35〜41%の割合を保っているのが正常な状態。
上記の割合であれば、もし病気にかかったとしても、
自分の免疫力で十分撃退できると言われている。


自律神経のうち、交換神経が緊張すると顆粒球が増え、
副交感神経が優位になると免疫系を支配するリンパ球が増加する。

すなわち、交換神経を顆粒球が支配し、
副交感神経がリンパ球を支配しているという法則。


これを知っているのと知らないとでは大きく違う。

病気になった時には、原因を自分で調べて、
答えを自分で探していく方法を知らなければならない。

働きすぎ・薬の長期使用・心の悩みなどストレスが加わると、
自律神経が乱れ、交感神経が緊張し、優位になると顆粒球が増え、リンパ球が減る。
すると、白血球のバランスが崩れ、この状態が長く続くと、
免疫力が低下し、がんや膠原病など様々な病気が発症。

逆に、リラックスをしすぎると、運動不足や肥満で、
副交感神経が優位になり、リンパ球が過剰になり、
アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症、通年性鼻アレルギーなど)などが発症。


疲れている時(交感神経が過剰)は、軽い体操をして、身体を緩める。そして、水を取る。
リラックスして神経を緩め、ストレスによる自律神経の乱れを自分で治す努力をする。
ご馳走を食べるより、薬を飲むより、水を飲む方がよい。

病気になるメカニズムを知り、
将来の子供達に伝えて行かなければならない・・・・




副交感神経を刺激するツボや、免疫力を高めるツボなども交えた床の上で行うヨーガでした。

そして、ヨーガの体操の中で、全身の緊張を緩めるシャバ・アーサナ(完全弛緩法)が、
一番大事で、重要で、一番難しいと言われるのが良くわかります。

以前に通っていた、健康自然食料理教室でも、
いろいろ顔を出している健康セミナーでも、
この「自律神経支配の法則」のお話は聞いておりましたので、
頭の中に、すぅっと入ってきましたわーい(嬉しい顔)

椅子に座って、映像をみながら、メモをとりながら聞くのとはまた違って、
身体を横にしてシャバ・アーサナをやりながらの講義も、
よいものですひらめき
今まで、勉強していることのまとめにもなりました。

今の私達の生活は、緊張の連続(交感神経過剰)の場合が多く、
緊張のしすぎで、病気になっているという他のヨーガの先生がいらっしゃいました。

1日30分でも意識して、身体を緩めて、副交感神経を働かせて、
自分の免疫力を上げる時間をつくりたいものです。

身体を動かす交感神経と副交感神経のバランスが重要だと思います。

「病気の成り立ちを見ていくと、
病気はまさしく人生を反映している。
病気の根本原因は、実は偏った生き方にある。
病気を治すことは、まさしく「生き方」を変えること。」

というお話も聞いたことがあります。

自律神経を意識した生活に変えられなくても、
食事から生活を変える方法もあります。

主食を未精白米にし、食物繊維が豊富な豆類・きのこ類・海藻類・発酵食品などの
バランスの取れた食事を、腹七分目を意識しながら食べて、
消化管を動かすことでも、副交感神経の働きが高まり、
自律神経のバランスを整えてくれます。

明治時代の医者:石塚左玄氏は、
「人間は、食物の化身である」と言っているように、
食べ物は、体を養うと同時に、心(神経までも)も養ってくれます。

正しいヨーガと正しい食事を心がけていきたいと思います。



17:30〜 
夕食・休憩

19:00〜21:00
 グループディスカッション
             
22:00 消灯



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2008年08月27日

2008年 京都研修2日目 午前編

ご無沙汰しております。
今年は、夏休みがあったような?なかったような?毎日忙しく過ごしていました。
ブログ上では、大変なが〜い夏休みを頂いてしまいました^^;

前回の続き、ヨーガ研修2日目 午前編です。

6:00 起床
 
6:30 朝の勤行
     気分が高揚していたせいかしら?5時には目が覚めてしまいました。
     勤行の会場となる西教寺さんの素晴らしい本堂までは、
     敷地内を散歩しながら向かいました。
     日中は大変厳しい暑さでしたが、朝は、涼しくすがすがしい空気が溢れていました。 

7:00〜8:00 朝食


8:10〜9:25 講演「ヨーガ経の実践〜修行と生活〜」山口惠照先生

ヨーガ経とは、ヨーガの根本経典であるヨーガ・スートラを指しています。
スートラとは、日本語で、お経という意味。
その中身について、大変分かりやすく講演をしていただきました。


9:45〜11:45 行法実習

6会場に分かれて行う行法実習。
迷いながらも、色々な方の意見を聞いて、
自分の苦手な体位「亀の体位」が入っていた中村和代先生の会場に行きました。

内容は・・・
・ヴィーラバドラ・アーサナ(武将の体位)
・クールマ・アーサナ(亀の体位)
・調気法
・シャバ・アーサナ

たっぷり2時間の行法実習で、動きのあるアーサナが二つだけというのは、
驚かれるかと思いますが、
それぞれのアーサナが、身体のどの部分に意識を向け、
どの部分に効いているのかをを理解するための、
準備アーサナをしっかりとたっぷりと教えて頂きました。
とっても分かりやすく、より深い世界に入りこむことが出来た2時間でした。


また、中村先生は、佐保田鶴治先生から直接指導を受けられていた方ですので、
佐保田先生のお教室でのお話をしてくださいました。


☆心に残った先生のお言葉☆

佐保田先生は何よりシャバ・アーサナを大切にしておられて、
ヨーガを始める前には、必ずおひとりでシャバ・アーサナをしておられました。

「なぜだろう?」そう思っていたある日、早くお教室に着いた時に、
佐保田先生に見習って、シャバ・アーサナをしてみました。

・・・すると、一つ目のアーサナから、とてもやり易いということに気がつきました。
それは、シャバ・アーサナをしている時に自然と呼吸を整えられ、
その呼吸が整った状態で、アーサナを行うことが出来るからなのです。


このお話は、今の自分にもたいへん当てはまる内容でした。
月に一度の東京ヨーガ教室の際、レッスンが始まる前に、
近況報告やらヨーガについての質問などを、
他の方とお話していることが多かったなぁと反省しました。

シャバ・アーサナで呼吸を整えてから、ヨーガに臨むという姿勢、
日ごろから、実践していこうと思います手(グー)
posted by kitten at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーガ研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月06日

2008年 ヨーガ研修 1日目

今日も暑い1日でしたが、
夜には気温がしっかり下がってくれる郡山って過ごしやすいです♪
夜風の涼しさをしみじみ感じながら、またまた久しぶりのブログを書いています。

さて今日は、前回の記事に引き続き、
滋賀県西教寺で行われたヨーガ禅夏季研修会について。

今年の研修会は、過去最高となる300名を超えるの参加者でした。

定員250名のところ、今年は早くから応募が殺到し、
キャンセル待ちも多数いらっしゃったようです。

なんとか一人でも多くの方に参加してもらいたいと、
スタッフの方たちの懸命な努力で定員を超える参加者268名を受け入れて下さり、
+スタッフ約30名+α=総勢303名。

年齢別には、
20代 5名
30代 24名
40代 43名
50代 92名
60代 87名
70代 25名
80代 1名

平均年齢55.5歳でした。

こちらにスタッフの先生方(80歳を超える方も数名いらっしゃいます)は含まれておりませんので、
全体の平均年齢はもっと上のはずです。


誰にでも出来て、長く続けられるヨーガ。
参加される方は、皆様、明るく笑顔が一杯で優しくてそしてお若い!!!
私も先生方を初めとして、皆様のような美しい歳のとり方をしたいなぁとつくづく思いました。
歳を増すごとに、身体はしなやかに、容姿は美しく、心も平静になれるヨーガ。
一生続けます(*^^*)


それでは早速、研修のスケジュール

12:00〜受付が開始され

13:15〜14:15 総会 今年は、総会に出席しました。

14:10〜14:40 開会式

15:00〜17:00 行法実習

今年も、ここからは6会場に分かれて行います。
行法実習プログラムが配られ、内容を吟味して、
受けたい先生の実習を受けることが出来ます。

私は、美しい容姿と声に惹かれて成川弘子先生の行法実習へ。

実は去年受けて、大変感動しまして、今年も一回は受けたいと思っていました。
去年の実習の内容は、ICレコーダーで録音をしたのですが、
一年間の間で、一番聞いて、実践した先生ですわーい(嬉しい顔)

今年も一年分の勉強材料を取得するべく、
昨年のプログラムにかぶらない今回の実習を選びました。


内容は、

手の体操
ウッターナ・アーサナ(立って背中を伸ばす体位)
サルヴァーンガ・アーサナ(肩立ちの体位)
⇒セッツ・バンダ・サルヴァーンガ・アーサナ(橋の体位)
チャクラ・アーサナ(輪の体位)
クンバカ呼吸法



☆心に残った先生のお言葉☆


佐保田先生のお言葉を使って、

「ヨーガは、自分が自分で自分を良くする方法です。」

ヨーガは、自分に向けて行う作業です。
自分の身体と心に向けて行う作業です。
人の手を借りずに、道具も使わずに、
自分をよく見て、ありのままの自分を受け止めて、
少しでもよくなっていくように、
そのための体操。
そのための呼吸法。
そのための瞑想法です。

また、ヨーガ・スートラの内容を用いて、
体位体操(アーサナ)に関して、
1・座は安定して快適であること。
2・そういったアーサナに成功するためには、
  緊張を緩め心を無変のもの(大空や大海原・宇宙)につなぎとめる。
3・上記のようなアーサナに成功したならばその結果、
  2つの対極(寒暑・苦楽・毀誉褒貶[キヨホウヘン])から解放される、自由になる。

と言われています。

※毀誉褒貶とは・・・「毀」はそしる、「誉」「褒」はほめる、「貶」はけなすこと。
            誉めることと悪口を言うこと。



BC2世紀〜AD4・5世紀に書かれたと言われるヨーガ・スートラの内容は、
いつも、私の心に深く感銘を与えてくれます。
2千年の時を経て、こうして勉強ができることに感謝です。


自宅で復習をする際に、
成川先生の美しい声のお話を聞きながら、
思い浮かんだ私なりの無変なものは、飛行機から見た雲の上の真っ青な青空でした。
身体を緩め、心を雲の上の明るい青空につなぎとめながら、(そんな気分で・・・)
2時間にわたるヨーガに集中している今日この頃ですが、
自宅のちっちゃい和室にいることを一時の間、忘れることができました。
(※二つの対極からは、なかなか自由にはなれておりませんが^^;)

心を何も考えないようにすることの難しさや、
意識を身体に集中することの難しさも、とても実感していますので、
このようなやり方は、大変勉強になりました。

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2008年07月28日

2008年ヨーガ禅夏季研修会

今朝、京都からの夜行バスで郡山に帰ってきたkittenです。
ブログを書くのは約2週間ぶり。ご無沙汰しております。

昨日まで滋賀県西教寺で行われた「ヨーガ禅夏季研修会」に参加してきました。

夏季研修会に参加するのは、今年で2回目ですが、
昨年以上に得るものも感動も沢山あり、充実した日々を過ごすことができました。

そして、今年の西教寺は、暑い暑い研修となりました。
郡山の涼しさ・過ごしやすさを、いつも以上に大変有難く感じています。


実は、このヨーガ禅研修の前日にも、
1泊2日の日程で京都のお寺の本山参拝奉仕団として急遽参加することになり、
1週間の間に、京都⇔郡山を2往復するという強行なスケジュールでしたあせあせ(飛び散る汗)


無事、元気に全てのスケジュールを楽しく有意義に過ごすことができて、
貴重な体験を数々とさせて頂ける環境と、
健康である幸せを、ひしひしと感じています黒ハート

今日は、すこしゆっくり過ごして、
明日から今回の研修のまとめを自己復習を少しずつしていこうと思っています。

posted by kitten at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーガ研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

ヨーガ研修二日目 午後編

7月終わりに参加しました滋賀県西教寺でのヨーガ研修日記。

なかなか思うように進められずに、もう夏休みも終わりに・・・・。
ピッチを上げて書いていこうと思います。

二日目 午後編です。

12:00〜13:00 昼食

13:00〜13:30 記念撮影

13:45〜15:15 特別講演
「人類の解放を呼びかけるヨーガ」と題して山口恵照先生が、表書院にて講義されました。

☆心に残った先生のお言葉☆

ヨーガとは心の動きを静めることである。
心の動きを静めるとは、三昧(自由になること)に他ならない。
三昧にいたるために、八支ヨーガを学習し、
身に付けるとけがれが消え、知恵の灯火が輝いて、
見るものと見られるものとを区別する識別智にいたる。⇒自由となる。

八支ヨーガとは。
1禁戒【ヤマ】  自分以外のものとの関係 (非暴力・正直・不盗・梵行・不貧など) 
2勘戒【ニヤマ】  自分自身に対する戒め (清浄・知足・苦行・読誦など)
3坐法【アーサナ】  体位法
4調息【プラーナーヤーマ】 呼吸法
5制官【プラティヤーハーラ】
6執持【ダーラナー】(凝念)
7静慮【ディヤーナ】(禅)
8三昧【サマーディ】


漢字で読めば、なんとなくでも意味がわかるのですが、
カタカナでは、なかなか聞き取ることも難しいのが現状です。
基本的な用語から覚えなければなりませんたらーっ(汗)



15:30〜17:30 行法実習
今回も、6つの先生・会場に分かれての実習です。
大本坊と呼ばれるお部屋で、高野篤先生にご指導いただきました。

プログラムの目的は・・・
アーサナは、心の平静を養うための確実な方法である。体は直感を拒む。
それに反応すればよい。
開脚は寛骨と大腿骨とを接合する股間節をやわらかくする前段階的に行う。

パシチマターナ・アーサナ(背中を伸ばす体位)
ウッターナ・アーサナ(前屈)
パヴァナ・ムクタ・アーサナ(ガス抜きの体位)
うつぶせの合蹠
仰向きで足を左右に開く

☆心に残った先生のお言葉☆

医者要らずの体を作っとかなきゃいかん。何のためにヨーガをやっているのか?
呼吸に意識をもっていくだけで、自律神経をコントロールできるようになる。
自分で心臓の鼓動を動かすことができる。
自分であやつることができようになる。

それを自分でわかるようにならなきゃいかん。

やるかやらないかは、自分の意思。



こちらの先生は、かなりキツイ。
でも、そのキツさが癖になり、とても気持ちがいい。
そう言って、参加されている方がいっぱいいらっしゃいました。

副交感神経を刺激するつぼや、免疫力を高めるつぼなども交えて、
自分の中の免疫力・自然治癒力を高め、自分で病気を治せる体作りを伝授して頂きました。
痛気持ちのよいヨーガでした。

今回の研修から帰ってきて、今一番復習をしているのが、実はこちらの先生の行法実習です。
高野先生にはまっている人の気持ちが少しわかった気がします。



17:45〜19:00
 夕食

19:00〜21:00 サット・サンガ
サットとは[菩薩] サンガとは[集まり]の意。

先生方が、インドの紅茶「チャイ」を入れてくださり、
みんなで、お菓子を囲みながら、チャイを飲みながら、ゆっくりお話をする時間です。
この研修では、ほとんど初対面の方ばかりでしたが、
本当に笑顔が素敵な方ばかり。
どこで誰と出会っても、笑顔でにっこり挨拶。
ハードな研修スケジュールの中、
トイレや浴室も人数と休憩時間に対して本当に少なかったですが、
研修期間を通じて、笑顔で譲り合って、焦ったり慌てたりする人はいないことに、
つくづく心の寛大さを知りました。

19時からのサット・サンガにあわせるために、夕方から手の空いた先生方が率先して、
本当に美味しいチャイを入れていただきました。
ご馳走さまでした黒ハート

22:00
 消灯

この日も、比較的ぐっすり眠ることができました。
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2007年08月17日

ヨーガ研修二日目 午前編

7月終わりに参加しました滋賀県西教寺でのヨーガ研修日記。二日目です。

6:00 起床 急ぐのが、嫌いなので私は5:30に起床しました。
普段、早起きは得意な方ではないのですが、すっきりと目覚めることができました。

6:30〜 本堂で朝の勤行。

本堂へは、泊まっているお部屋から、中廊下や階段を使ってもいけるのですが、
まだ朝の涼しい時間帯にお散歩も兼ねて、靴を履いてお庭を散策しながら本堂に移動。
森林の朝を存分に感じることができました。
般若心経を唱えます(もちろん紙を見ながらですがたらーっ(汗)


7:00〜8:00 朝食

8:30〜10:00 理論研修
「日ごろのヨーガ実践の根本について」と題して八田捷也先生が講演されました。
ヨーガから何を学び、どのように生かし実践すべきかを、わかりやすくお話下さいました。


☆心に残った先生のお言葉☆

「賢者だけは、一日に一回、必ず自分の心を内向きにする時間を設ける」

私たちの心は、五感覚(眼・耳・鼻・舌・皮)がありますので、
いつも外の事に心がとらわれがちになっています。

〜が欲しい・〜なりたい・〜したい・・・・など。

外向きの心は、私たちの体にどう関係してくるでしょうか?
五感覚は生きるためにとても大事ですが、バランスを崩すと心が悪く、心を痛めることになります。
ストレスに感じてしまったり、何もしたくなくなり・・・・・
最後には、体が不調になります。

この時、人は、自分のことはさておき、外に解決を求めることが多いです。

外向きの心が原因のひとつであり、
心の受け止め方・考え方も問題のひとつである。
とインドの哲人は唱えています。

外向きの心を取り除いていくことが、ヨーガの大事な目的であることを理解して、
アーサナ(体操)をしていきましょう。



必死にノートにメモを執りながらの、あっという間の1時間30分でした。
ヨーガ・スートラ世界のスタート地点に立った感じで、
「???」というところも少なくありません。
これから、理解を深めていきたいと思います


少しの休憩時間を経て、次の実習です。

10:15〜11:45 行法実習
今回も、6つの先生・会場に分かれての実習です。
大研修室で、成川弘子先生にご指導いただきました。

とっても綺麗な美人先生ぴかぴか(新しい)で、憧れの先生ですわーい(嬉しい顔)
若くて30才台ぐらいかと想像していたのですが、50歳後半と知り、唖然ひらめきとしてしまいました。

内容は、「ねじる」アーサナから体感・理解を深めます。
自分にとって少し厳しいと感じるアーサナも、呼吸と動作のつながりによって、
助けられることを体感していきます。

足の基本体操
バリヴリッタ・トリコーナ・アーサナ(三角ねじりの体位)
アルダ・マチェーンドラ・アーサナ


☆心に残った先生のお言葉☆

ヨーガ暦は30年以上。
自分の歳とともに、以前楽に出来ていたアーサナができなくなってきたものもあります。
しかしながら、体の衰えと感じることはありません。
人生には、大波・小波がありましたが、ヨーガに助けられた人生であるということを、
改めて実感している毎日です。

やりにくいアーサナもありますが、
ひとつのアーサナにじっくりと集中することができ、それを味わうことができるようになって、
自分のヨーガになってきたことを、感じています。




優しい穏やかな口調の中に、しっかりとした考えが伝わってきました。
今回のねじりの代表的なアーサナであるアルダ・マチェーンドラ・アーサナは、
とても厳しいものでしたが、意識をもっていく考え方を知ることができ、収穫の多い実習でした。


午後編に続きます。。。
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2007年08月08日

ヨーガ研修一日目

建築家 原広司氏の設計で有名な京都駅に到着。

0727sw.JPG

一緒に参加する母とは、この京都駅にて待ち合わせでした。

大学の頃に見学に来て以来、二度目です。
この階段を上ると空につながっているのでは?
そんなことを考えながら、ぼ〜っといつまででも眺めてしまいそうでした。


さて、ヨーガの研修場所は、京都駅から電車で約15分のところにある滋賀県西教寺。

参加した260名を超える人を迎え入れられるだけの、
とても大きく立派なお寺でした。

私が泊まったのは、ヨーガの行法実習にも使う大研修室というとても大きなお部屋。
総勢、20名以上での相部屋です。

その他も、大きなお部屋が2つと、
5・6人の小部屋がたくさん。
こちらの小部屋は、おもに年配の方を優先して割り振りを行った模様。
平均年齢59歳の中、私はかなり若い参加者になっておりました。


12:15〜受付が開始され

13:15〜14:15 早速行法実習です。
こちらは、100名近くの方が一斉に参加された感じでした。
初めての方もいらっしゃいましたので、「ヨーガ禅にはじめて触れる方のために」と題して、
まずは座り方から、正しい姿勢のとり方から、丁寧に教えていただきました。

☆心に残った先生のお言葉☆

息が荒く忙しくなってしまっているとき、早く呼吸を落ち着かせる方法として、
鼻先に呼吸を集中させて、息を見つめるように、息を観察するように、息を眺めるようにして、
最後に頭の中も緩めてみましょう・・・・・



先生のやさしい声が体に響いて、自分の呼吸に意識を集中させることで、
慌しく準備をして郡山から京都入りした自分の心の焦りが落ちついてきました。


・・・さすが、京都そして西教寺というこの環境!!!




14:30〜15:00開会式

15:15〜17:15 行法実習
こちらは6会場に分かれて行います。
それぞれの行法実習プログラムが配られ、
自分のやりたい行法・指導していただきたい先生を選んで移動します。

どの先生もプログラムも魅力的で、心奪われながら、選んだ先生は鹿丸利子先生。
佐保田先生から直にご指導された経験から、佐保田先生の生い立ちを含め、
ヨーガをはじめられて健康になられた貴重なお話・ヨーガの語源などを教えていただきました。

場所は、「宗祖大師殿(祖師殿)」といわれるほかの建物から少し離れた場所にあります。

0727cta.JPG


とても厳かで、かつ神聖な雰囲気の中、
先生の声が蝉の鳴き声で消えてしまいそうな大自然を感じられる場所でした。

内容は、古典を踏まえた佐保田ヨーガのオリジナルを中心にすえて、
基本的な体位法。

簡易体操・手・足の体操
パシチマターナ・アーサナ(背中を伸ばす体位)
ブジャンガ・アーサナ(コブラの体位)
クールマ・アーサナ(亀の体位)
ジャタラ・パリヴァルタナ・アーサナ(わにの体位)


☆心に残った先生のお言葉☆

このヨーガは、心を落ち着かせる要素をたくさん取り入れ、大切にしています。
アーサナの出来・不出来を気にせず、体の中に意識集中することを大事にしています。
もし、体が硬くてうまく曲げられない・反れないということがあったとしても、
自分の中に刺激がある・痛みがあることで、
意識集中を高めるために役に立っていることになります。とてもよい事なのです。

アーサナの中に意識集中があるのが、このヨーガです。




終わったあとの爽快感にあわせて、その祖師殿から見渡せる琵琶湖の美しさに、
暑さを忘れるほどでした。
0727i.JPG



その後夕食・休憩を経て、

19:00〜20:30 「インド音楽の夕べ」
シタール奏者堀之内幸二先生・タブラー龍聡先生による、演奏。

表書院と呼ばれるお部屋で、インド音楽をゆっくり堪能しました。

最後には、以下の歌を皆さんで口ずさみなから・・・・

キール・タン
ラグ・パティ
ガーヤトリー・マントラ
グル・ストゥティ

表書院は、畳敷きの開け放しでしたので、夜の風を感じながらの
インド音楽もなかなか心地よいものでした。

22:00 消灯。
郡山からの長旅と充実した行法実習により、意外とすんなり夢の中へ・・・。
ラベル:ヨーガ 京都 研修
posted by kitten at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーガ研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする